頭と尾ッポを落としちゃって、内臓を処理し
中骨んとこに流水をかけて、指でこそげて血合いを流す
・・・「下茹で」・・・
◆にしん・水・蔵の素(酒)
・強火で煮たて、沸騰したら火を落とし5分ほど煮る
・煮汁を捨てる
※捨てた後、ソ~ッと脇から水をいれ何回か濯いだ(アタシの場合)
・・・「煮つける」・・・
◆蔵の素・水(ぜんぶ酒でもいい)
◆きび砂糖・味の母(みりん)
◆生姜(皮つきスライス)
・酒と水と調味料を注ぎ、ホイルの落とし蓋で強火
・沸騰したら中火、10分ほど煮る
◆濃口醤油
◆小梅干し1粒(とんがらし)
◆八丁味噌(少々)
・さらに2~30分ほど煮て、いったん火を止め休ませる
・食べる時に温めなおし
・にしんを盛りつけてから煮汁を「煮つめ」
・トロリとかけて供する
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きちんと下茹でしてから、あらためて冷たい煮汁で煮はじめる.....ってとこがポイント
辻調・畑さんの「青魚の煮方」を参考に、鰊を煮てみたら凄く美味しくできた
臭みなんか全然なし、さすがプロの御指南
脂の多い癖のある魚は、水から下茹でし「脂と灰汁」を出し切ってから
あらためて煮含めた方が臭みもなく美味しいし、煮汁もよく絡む、とのこと
煮汁に八丁味噌を忍ばせる.....はオリジナル、コクが増し臭みも消える
たぶん「たまり」を使っても美味しいと思う..................
ちなみに「にしん」は旨味が濃いから、昆布だしは要りません
酒と水(もしくは酒だけ)で充分に美味しく煮えます
小骨は気にせず、がしがし食べましょう