めんどくさかった夜なので、炊飯器でピラフを炊いた
冷蔵庫を漁って、のこりもんをポンポン放り込む
◆研いだ白米
◆水(すくなめ)・にがり
◆ツナ
◆しめじ
◆玉葱
◆金時人参
◆ゆりね
◆ケチャップ
◆鶏ガラスープの素
◆塩・コショウ
・ふつうに炊いて、混ぜてから蒸らす
◆パセリ・黒コショウ
ツナと野菜は半端に残ってたもん
いっきに片付いて、美味しいのが炊けた
残り野菜は冷蔵庫へは仕舞わず、小笊などに入れて見えるとこに置いておく
そんで適当に刻んで、あっちだこっちだと意識して使い切る
こうしないと忘れちゃって、干からびさせたり腐らせたり
年末年始の食材も、あらかた片付いたな、野菜もなんとか
今年は「廃棄」も少なかったように思う、頑張ったかも
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食べながらオットが、だれか女流作家が亡くなったよ、っていう
「すみ、すみナントカ」って言うもんだから、橋のない川の住井すゑさんかと思ったけど
もうとっくに亡くなってるし、誰だろうと思ったら今朝PCを立ちあげて知る
宮尾登美子さんだ、よく読む作家だからショック
でも仕方ないか、そんな年齢だもんなぁ
夏、お素麺を食べるたびに、宮尾さんを思い出していた
これからも心に浮かべつつ、箸でたぐることになるだろう
たくさんの物語、心豊かな時間、ありがとうございました
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昨夜よんでた古い料理本のなかに、ある料理研究家が書いてた言葉
「料理は、健康で明るく、楽しく作ること」
なんてことない当り前のことだけど、これが難しいんだよな~
これを毎日何十年と続ける、っていうのは至難の業だと思う
アタシは常々、「料理上手」って何だろう?と思うとき(家庭料理の場合)
ご馳走を拵えられるとか、レシピを豊富に持ってるとか、テーブルセッティングが上手とか
そういうことは全く関係ないと思っているし、事実、そんなの料理上手でも何でもない
ただ遊んでるだけだ
じゃ~料理上手ってなんなんだ?と聞かれれば
【毎日途絶えることなく、1日3食、さっさか食卓を調え涼しい顔で片づける人】
と迷うことなく答える
レパートリーなんか無くっていいんだ、間違いなく拵えられる献立を、清潔に安全に美味しく
毎日きちんと提供し続け、あとはサラリと台所をリセットし後始末をする
これを安定して「やり続けられる人」こそが、本当の料理上手、家庭料理の達人だと思う
私は料理がきらい苦手なの、っていう人の中にこそ【達人】が多い、アタシはそう思っている
しかし本人が全く気付いていないのが面白い、そして逆の「勘違い人間」は星の数ほど存在する
だからアタシは「料理上手」なんかではない、勘違いしないよう気をつけよう
精進精進