さても このごろは、昔のことが しきりに思いだされる・・・
わたしは 引き潮の時に生まれた子なので、大きくなるまで育たないと 言われていたようだ。
わたしの家族は だいたい小柄な方だけれど、わたしは特に小さかったみたい。
そのことも 「引き潮に生まれた子供だから」ということが、理由にされていたらしい。
でも、子供の頃でも 特別体が弱かったわけでもなく、ずっと小柄なままだったが、あっちこっちで 結構 悪さをしていたよ。
引き潮の時に生まれた子供は短命だということに、何かの根拠があるのか 単なる迷信なのかは知らないけれど、結局 わたしは 飽きるほど生きてきてしまった、よ。
まあ、何かにつけ 生まれた時のことで 何もかもが決まっているわけでもないようだねぇ。