『 桜の通り抜け 』
大阪の風物詩 造幣局の桜の通り抜けが
三年ぶりに開催された
新型コロナウイルスの感染拡大で
公開が中止されていたもので 嬉しいニュースだ
ただ このところ 新規感染者数が拡大しつつあり
世界全体での感染者数が 5億人を超えたと報じられ
中国でも増加傾向で 厳しい外出制限の様子が伝えられている
さて わが国は どう対処すべきなのか??
☆☆☆
『 佐渡島の金山に暗雲 』
佐渡島の金山の 世界遺産登録が 難航しそうだ
この登録には 韓国からクレームが出ている上に
ロシアとの事前協議が望めないため
当分は 実現させるのは 難しそうだ
地元の方にとっては 残念だろうが
文化と言っても 政治的な思惑で 左右されることを思うと
どうもおもしろくない
世界遺産も結構だが わが国民の中で どの程度認知されているのか
少々 疑問に感じる
他の世界遺産も同様だが・・・
☆☆☆
『 こちらも大物 』
プロ野球ロッテの
佐々木投手の快挙が 大きなニュースになっているが
同時に 捕手を務めていた 松川虎生捕手について
大きな評価を受けているのは とても嬉しい
捕手は 女房役と言われるように
打者として成績を挙げた人以外は なかなか評価されないようだ
この松川虎生捕手は 高校新卒で開幕戦を務めたことでも
大きな話題を得ていて こちらも大物選手なのだ
佐々木投手の完全試合において
あの球を受けることでも 大変だろうし
三振の時 一度でもパスボールしていたら 快挙はならなかったのである
この若い捕手の成長ぶりも 大いに期待したい
☆☆☆
『 とんでもない大記録 』
ロッテの佐々木朗希選手が
とんでもない大記録を 達成した
まず 完全試合に驚いたが
プロ野球新記録となる 13者連続三振
さらに この試合での19奪三振は プロ野球タイ記録
鳴り物入りでプロに入った 大器ではあるが
こんなに早く 大記録を達成してしまっては
むしろ 今後が心配になってしまうほどだ
ぜひ関係者の方々は 大切に育てて欲しいと 願う
☆☆☆
『 脱ロシア 』
脱ロシアの動きが 加速している
EUは石炭の輸入禁止に動き わが国なども追随する
金融・貿易面での 制裁の動きは
反対する国や静観する国も 少なくないが
これが一年も続けば ロシア経済は相当厳しくなるが
制裁側も 制裁に参加していない国も
かなりの返り血を 覚悟が必要だろう
伝えられている 残虐なニュースを見ると
これでも まだ足りない感じもするが
ロシアは わが国にとっては 隣国である
一日も早い 共存への道を探って欲しいが
これも 単なる「きれいごと」かも知れない
☆☆☆
『 来べき宵なり 』
衣通姫の独りゐて帝を恋ひ奉りて
わが背子が 来べき宵なり ささがにの
蜘蛛のふるまひ かねてしるしも
作者 衣通姫
( 墨滅歌 NO.1110 ・ 巻第十四 恋歌四 NO.688の次にあった歌 )
わがせこが くべきよひなり ささがにの
くものふるまひ かねてしるしも
* 歌意は、「 今夜は わたしの恋しい人が 訪ねてきてくれそうな夜です それを 蜘蛛の動きが あらかじめ教えてくれています 」といった、現代人にも分かりやすい恋歌といえましょう。
なお、「ささがにの」は蜘蛛にかかる枕詞。「墨滅歌」は、「家々に証本と称する本に書き入れながら、墨を以ちて滅(ケ)ちたる歌」と説明されています。つまり、説明しているのは藤原定家で、父・藤原俊成から受け継いだ本に、書かれている和歌を、墨で消してはいるが読める状態のものを指しています。全部で十一首あります。
* 作者の衣通姫(ソトオリヒメ)は、実在と伝説上との狭間にいる女性のように感じています。
この和歌では、「帝を恋ひ奉りて」とありますので、「日本書紀」に記録されている女性と推定できます。
この帝は、第十九代允恭天皇のことです。允恭天皇は、仁徳天皇の第四皇子で、五世紀に実在した天皇と考えられています。
衣通姫は、允恭天皇の皇后である忍坂大中姫の妹・弟姫(オトヒメ)とされています。美貌は並ぶ者とてなく、その肌の美しさは、衣を通して外にあらわれて輝いて見えたことから、衣通姫と呼ばれたそうです。
やがて天皇の寵愛を受け、藤原宮(奈良県橿原市)に住みましたが、皇后の嫉妬のため茅渟宮(チヌノミヤ・大阪府泉佐野市)に移りました。その後も天皇は狩猟にかこつけて衣通姫の許に通いましたが、それも皇后の知るところとなり、天皇に強く諫言、以後疎遠になっていったという・・。
* 一方、「古事記」にもよく似た女性が登場しています。
こちらは、允恭天皇の皇女軽大郎女(カルノオオイラツメ)の別名が衣通姫だとしています。正しくは、衣通郎女・衣通王と記録されています。
そして、同母兄の木梨之軽王(キナシノカルノキミ)と相思相愛の仲になります。当時、異母兄妹の結婚はごくふつうのようでしたが、同母の兄妹の結婚は禁忌とされていました。その為もあって、父天皇の崩御後、その罪を問われ(おそらく、政変があったと考えられますが。)伊予に流されます。衣通姫もその後を追い、二人は再会を果たしますが、そののち心中します・・。
後世、衣通姫伝説としてさまざまに取り上げられているのは、こちらの説話がベースになっています。
* 藤原定家は、古今和歌集の仮名序の中で、「小野小町は、古の衣通姫の流なり。」と記しています。
小野小町の上を行くほどの美女であり、歌の上手であったと言いたかったのでしょうか。
また、衣通姫は本朝三美人の一人とされているようです。後の二人は小野小町と藤原道綱母だそうです。
さらに、和歌三神の一柱とされているようです。こちらは様々な選ばれ方があるようですが、衣通姫を入れる場合の後の二柱は、柿本人麻呂と山部赤人です。
* さて、それでは、古事記と日本書紀に登場してきている二人の衣通姫は同一人物なのでしょうか。それとも別人なのでしょうか。
同一人物という説も少なくないようですが、単純に混同している例も見られます。別人だという説は、明らかに違う二つの説話があることを根拠にしているようです。
* 筆者個人といたしましては、同一人物と考えています。その理由は、允恭天皇の皇后の妹と皇女によく似た絶世の美女がいたというのが不自然に感じられます。おそらく、二人は同一人物で、片方の説話が作られた物と考えられると思うのです。その仮定に立った場合、古事記と日本書紀の成立の過程から推定すれば、古事記の記録が正当で、日本書紀の方が歪められているように思うのです。その理由は、日本書紀がより公文書的であることから、天皇の皇子に関する禁忌は消し去りたいと考えたことでしょうし、記録したくないような政争があったのかもしれないと思うからです。
そうであれば、日本書紀は、衣通姫に関する部分を省けば良いと思うのですが、それが出来ないほど、衣通姫の存在が大きかったのではないかと想像しています。
いずれにしても、そのようなことは些末なことで、古墳時代と呼ばれる遠い昔、絶世の美女として生まれ、道ならぬ恋に命を燃やし、短い生涯を終えた一人の女性がいましたが、その女性は、今日にまで歌を伝えてくれている・・・、と考えたいと思うのです。
☆ ☆ ☆
『 大谷サアーン 』
メジャーリーグが 開幕
大谷選手は 1番 投手で登場した
惜しくも 敗戦投手になってしまったが
内容は良かった
今年も 大谷さん 大谷さんで 楽しませてもらえそう
ただ NHKの地上波で 午前10時から放送とは
少々 やり過ぎのような気も しないでもないが・・・
☆☆☆
『 じわりじわりと 』
ウクライナ情勢に 憤りと絶望に振り回され
いつのまにやら あれもこれもと 値上げが進み
それらに注意が 奪われたわけではないが
コロナへの注意が 薄くなっているような気もする
ウイルスが それを知っているわけではあるまいが
この十日ばかりは じわりじわりと 増加に転じそうな状態
慣れも油断も 否定することは出来ないが
ぼつぼつ卒業できないようでは
人間同士の問題も 解決できないのではないかと
絶望感が高まるばかり・・・
☆☆☆
『 マジック 133 』
遂に 阪神タイガース 初勝利
今シーズンは 勝利がないのかと思ったが
負け続けるのも なかなか難しそうですなァー
この1勝で 完全に息を吹き返したそうで
某商店街によれば 優勝にぐっと近付いて
『マジック 133』 だとか !?
☆☆☆
『 ささやかすぎる受け入れだが 』
ウクライナからの避難民が 政府専用機に同乗して来日
20人というのは 少し少ない気がするが
やはり ウクライナの人にすれば わが国は遠すぎるのか
移民受け入れには 賛否が割れるが
ウクライナの惨状を思えば
短期 長期に関わらず 希望される方には 可能な限り受け入れたいものだ
まだ ささやかすぎる受け入れだが
精一杯の お世話をさせていただきたいと 切に思う
☆☆☆