奈良市芝辻町のノガミ祭は油阪と同様、5月末の日曜日に行われている。
本来は6月1日だったが戦後間もないころに移行された。
花を付けた大楠に注連縄を飾り、周囲には先端に御幣を付けた竹を四方を囲む。
都市化になる前は大楠の周囲は田んぼばかりで西大寺まで見渡せたというが今では都会の中の一本木。
クスノキの下にお神酒、塩、モチなどを供え灯明をかざし野神講18軒が集まってくる。
列をなして虫除け豊作祈願し般若心経三巻を唱えます。
昔しは飼っていた牛を引き連れてクスノキの回りを三回廻ったというが、トラクター耕作に転換した昭和30年代に途絶えた。
博労が仔牛に交換してくれた時代だと回顧される講員。
その飼い牛、山越えした田原のほうへ貸して材木や新茶運びに使っていたという。
萱や井草(リュウキュウイグサが適す)がなくなって粽を作ることを止めて十数年。
いずれは復活させたいと講員はおっしゃる。
(H19. 5.27 Kiss Digtal N撮影)
本来は6月1日だったが戦後間もないころに移行された。
花を付けた大楠に注連縄を飾り、周囲には先端に御幣を付けた竹を四方を囲む。
都市化になる前は大楠の周囲は田んぼばかりで西大寺まで見渡せたというが今では都会の中の一本木。
クスノキの下にお神酒、塩、モチなどを供え灯明をかざし野神講18軒が集まってくる。
列をなして虫除け豊作祈願し般若心経三巻を唱えます。
昔しは飼っていた牛を引き連れてクスノキの回りを三回廻ったというが、トラクター耕作に転換した昭和30年代に途絶えた。
博労が仔牛に交換してくれた時代だと回顧される講員。
その飼い牛、山越えした田原のほうへ貸して材木や新茶運びに使っていたという。
萱や井草(リュウキュウイグサが適す)がなくなって粽を作ることを止めて十数年。
いずれは復活させたいと講員はおっしゃる。
(H19. 5.27 Kiss Digtal N撮影)