奈良市の東部山間部、東山中と称される地域では秋祭りの際に神事芸能の田楽舞を奉納されるところが多く、山添村北野の天神社では豊田楽(ホウデンガク)が演じられる。
夕刻、公民館で直会を済ませた当屋と渡り七人衆は玄関前に設えた四方竹の中に入り出幸の豊田楽が行われる。
艶やかな着物を着た親族らの前で演じられるや携帯電話のカメラで記念の収録。
侍烏帽子を被り素襖姿の渡り衆は田楽を奉納する集団。
太鼓、笛、ジャラジャラと呼ばれるササラを手に持ち、12本の御幣を担ぐ当屋孫男児を先頭に神社まで渡御。
二の鳥居をぐるりと回って道路隔てた一の鳥居へ。
参道を歩いていくと提灯を持った氏子に迎えられて急な階段を登っていく。
舞殿に登った一行は太鼓、笛の音色とともに時計回りに一周。
御幣を傍らに立てかけて、当屋が見守るなか豊田楽が奉納される。
ジャラジャラを中央のコモの上に置いて、扇で煽ぎ回る食生活に大切な火をおこす所作といわれている。
そして、目出たい言葉が連なる詞章を唱える豊田楽などは最年少者3人が演じる。
今年はこれを7回繰り返された。
以前は「ハナ」と呼ばれたオヒネリが多数飛んできたが、昨今は見かけることがなくなったわと嘆く神主さん。
奉納演技を終えた一行は参籠所に移る。
当屋、渡り衆が座すると氏子総代らはご苦労さまじゃったと奉納舞へのお礼を述べたりお神酒を注いで回る。
参籠所の前には大勢の人がやってきて共に秋祭りを楽しんだ。
(H20.10.13 SB912SH撮影)
夕刻、公民館で直会を済ませた当屋と渡り七人衆は玄関前に設えた四方竹の中に入り出幸の豊田楽が行われる。
艶やかな着物を着た親族らの前で演じられるや携帯電話のカメラで記念の収録。
侍烏帽子を被り素襖姿の渡り衆は田楽を奉納する集団。
太鼓、笛、ジャラジャラと呼ばれるササラを手に持ち、12本の御幣を担ぐ当屋孫男児を先頭に神社まで渡御。
二の鳥居をぐるりと回って道路隔てた一の鳥居へ。
参道を歩いていくと提灯を持った氏子に迎えられて急な階段を登っていく。
舞殿に登った一行は太鼓、笛の音色とともに時計回りに一周。
御幣を傍らに立てかけて、当屋が見守るなか豊田楽が奉納される。
ジャラジャラを中央のコモの上に置いて、扇で煽ぎ回る食生活に大切な火をおこす所作といわれている。
そして、目出たい言葉が連なる詞章を唱える豊田楽などは最年少者3人が演じる。
今年はこれを7回繰り返された。
以前は「ハナ」と呼ばれたオヒネリが多数飛んできたが、昨今は見かけることがなくなったわと嘆く神主さん。
奉納演技を終えた一行は参籠所に移る。
当屋、渡り衆が座すると氏子総代らはご苦労さまじゃったと奉納舞へのお礼を述べたりお神酒を注いで回る。
参籠所の前には大勢の人がやってきて共に秋祭りを楽しんだ。
(H20.10.13 SB912SH撮影)