マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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奇遇遭遇の巡拝

2010年04月13日 07時33分29秒 | 楽しみにしておこうっと
先週は予定稿の新聞記事が飛んでしまった。

その週はお水取りの真っ盛り。

本社の特集記事が3日続いた。

予定稿をみてもらった自治会長には丁重にお詫び申しあげた。

記事が載るやというて関係者には予め伝えていたそうだ。

辛い。

載る直前までこういう結果になるとほんまに辛い。

とはいっても黙って書くわけにもいかない。

それが自分自身には許せなくて、気もち的にも事前に紹介記事を確認していただくことが原則。

ということにしている。

そんなわけで今日は、取材のお礼も兼ねて曽爾村から東吉野村、川上村、大淀町、高取町、橿原市、大和郡山市へと10カ所以上の巡拝の旅に出た。

予めアポイントメントをとっているわけではないので、ご本人さんと会えたときはほっとする。

曽爾、東吉野と順調に出会えた。

昼食も取らずに先を急ぐ。

一日の休日時間はあっという間に終える。

時間は極めて大切なもの。

ゆっくりしている時間がない。

川上村の高原は度々おじゃましている。総代のIさんにはたいがい会える。

バイクがない。

ありゃ出かけていたかとYさん宅も寄ってみる。

急な階段を登る。

こちらも返事がない。

仕方がない。

次への訪問地に向かうが腹が減りすぎた。

吉野川中流域にはコンビニ店がある。

がっつりラーメンを口に入れて一服する間もなく大淀へと向かう。

車を停めてお伺いしたい家に向かって道路を横切ろうとした瞬間だった。

左から右へと流れる車から覗く顔。

手を振っている。

ありゃりゃ。

先ほど不在だったIさんだった。

奥さんと一緒に乗っている。

お聞きすれば私が到着する30分前に家を出たそうだ。

一軒寄ってきてこれから病院に向かうところだった。

2秒、1秒の時間差があったら遭遇していないところだった。

奇遇すぎるぐらいの遭遇点は土田だった。

そこから上比曽、高取の森へと順調に巡拝ができた。

佐田は不在だったが置き土産にした。

古川は不在だったが四条は尋ねに尋ねて総代さん家が見つかった。

写真は高原の祠にぶら下げてあった石。

どこかでも見かけたような気がするが思い出せない。

これは何を意味するのだろうか。

一度、尋ねてみたい。

(H22. 3.16 SB912SH撮影)