マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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消えゆくビデオ

2010年04月28日 07時23分18秒 | つうしん
ついに来るべきことが来た。

VHSと8ミリビデオのダブルデッキがとうとう壊れた。

VHSは数年前からビデオが中に入ったままだ。

イジェクトができなくなっていた。

8ミリはヘッドが汚れてノイズが目立っていた。

イレーサーは何度も使っていたのでガタがきていた。

それがうんともすんとも動作しなくなった。

8ミリには家族の大切な記録が残されたままになった。

ビデオテープからDVDに変換する有料サービスがある。

昨年に試してみたらいいものだったが料金がかかる。

残された8ミリテープは百本をくだらないだろう。

これをすべて変換サービスに依頼したらとんでもない料金になる。

ダメもとで修理に出すことにした。

VHSはモーター、8ミリ側はリール台が廃れていた。

交換するらしい。

両方ともヘッドがすり減っている。

いつまでもつか判らないそうだ。

部品の在庫がないから今度故障したら復活は不能だ。

ビデオの修理代は22、780円。

予想通りの請求だった。

電気店にはビデオキャプチャーなるものが売っていた。

一旦、パソコンにコピーして、それを編集してDVDに書き込む。

買って試してみた。

数分も経過しない間にコピーが停止する。

どうやらノイズを拾ってしまうらしい。

何度もしたが同じ箇所で停止する。

ほったらかしにはできず、時間ばかりがかかる。

これはやってはられない。

VHS付きのDVDデッキでいけるだろうか。

試すには購入しなくてはならない。

VHSテープは600本以上もある。

1本に6時間録画。

ほとんどが映画や旅物語。

仮に2時間ずつDVDに変換したとしても単純計算で3600時間。

一日に2時間ずつ変換したら1800日。

5年間もかかってしまう。

残された家族の記録は復活できるのだろうか。

時間との勝負になってきた。

(H22. 3.29 SB912SH撮影)