マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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針春日神社四月月次祭

2011年05月06日 07時54分07秒 | 奈良市(旧都祁村)へ
毎月初めに氏神さんに参る営みは地域によって月次祭や月並祭、あるいは佐平(佐幣もある)と呼ばれている。

氏子総代、神社役員、トーヤだけで営まれるなど様々ではあるが都祁針に鎮座する春日神社では一同が勢ぞろい。

毎月、食事を作る6人当番のご婦人たちに頭家とお稚児さんとも呼ばれているその子供の当人児も同席する。

小学生だけに毎月の月次祭に参列はできない。

この日は春休みであったことから笑顔で参列された。

参拝を終えれば社務所で直会。

暖かくなった日差しが障子を透けて座敷が明るい。

盛りはパックに詰められているがれっきとした手作り料理。

甘くメザシイワシを煮たものや味がしみたシイタケやコーヤドーフ、タマゴ焼き、豆類と一緒に混ぜたコフキイモ、トリのカラアゲとスルメにイチゴも入っている。



ヒジキは必ず入れときゃなきゃと言われたがそれぞれ美味しい会席料理。

本社や七つの末社へ供えられたごっつお料理をよばれる直会は一時間ほどで終えた。

(H23. 4. 1 EOS40D撮影)