マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

町内の親睦会

2011年05月20日 06時47分35秒 | 民俗を語る
平成6年に植栽された桜堤。

それは外川町を流れる富雄川沿いにある。

あれから17年経った桜は幹も太くなって潤いを与えてくれる場となった。

ここへやってきた地域町内会。

うん十年ぶりに親睦会が開催された。

集まったのは20数名。

アルコール飲料はたっぷりある。

以前は焼肉だったがささやかにということでアピタのお弁当。

一人一人の座席でよばれる。

昨日から降っていた雨も今朝には霧雨に。昼には止むだろうと決行した。

堤のアズマヤは恰好の場所だが地面は濡れている。

シートを広げてアウトドア用の座布団を敷く。

テーブルはといえば幹事さんが今日のために作っておいた手作り机。

組み立て式になっている。

始めるころには他所でも同じように集まっているグループが3組。若者や家族連れだ。

冷たい風が吹いているから熱燗ショーチュウが身体に暖かい。

地域の話題で盛り上がって3時間後にはお開きにした。

翌日の桜堤にはその十倍にもなる花見客が訪れていた。

春を待ちかねていた人たちがわんさかと訪れた。

その状況は民博公園でも見られた。

駐車場が溢れかえり少年自然の家まで使われていた。

それでも足らない駐車場。その間の路上に連なっている。

自粛の呪縛から解き放たれたのではないだろうか。

その日のことだ。

自治会長から町内会の写真展を頼まれた。

昨年に建て直された地区の集会所でしてほしいという。

市の広報誌のつながりに連載したこともある。

数か月前には県立民俗博物館で地元大和郡山の行事と祭り展をしていた。

住民も見に行ってくださった。

その勢いですることになった。

自治会のお茶飲み会でおしゃべりもしてほしいという。

地元に貢献する。これは大切なことだと承諾した。

展示資料はある程度整理している。

並べる数もあるが再整理をした。

当時使ったパネルや資料なども一緒に展示したい。

会長には事前にそれを見てもらった。

開催日は5月8日から10日までの短期間。

お茶飲み会ではプロジェクターまで用意してくださるそうだ。

さあて、何を伝えてあげようか。

(H23. 4. 9 SB932SH撮影)