マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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還暦兎の干支桜

2011年05月17日 06時31分00秒 | 桜井市へ
毎年恒例になっている安部文殊院の干支桜。

この年の干支で形作られている花壇の姿はウサギだ。

干支の兎は私にとっての干支でもある。

1月に還暦を迎えた齢はまさしくそれを祝うかのようである。

ありがたいことだと花絵のウサギに手を合わせる。

干支桜を拝観していた二人のご婦人。

三輪の高宮に住むという80歳の女性。大神神社を明神さんと呼んでいる。

高宮には観音講があって毎月その講のお勤めがあるそうだ。

60歳のときに入講を勧められたが入っていない。

近所のことだからそれは知っているという。

二人はここまで自転車でやってきた。

一人の婦人は単車だったが高齢になったので事故でも起こしたらあかんし倒れたら怪我するからといって免許を返上したそうだ。

話しは盛り上がってその高宮の会所で行われているメンメンコウを教えてもらった。

5月5日、地蔵さんを祀っている集会所でお供えをしたころに地域の人がお参りにやってくる。

めいめいにやってくるからメンメンコウ。

めいめいが訛ってメンメンと呼ぶんやと笑って話す。



別れたあとにやってきたのは授産士を目指している王寺町の専門学校の女性たち。

20人以上も来られた。

文殊院の干支桜に感動して安部清明さんにもお参りをしている。

持参したデジカメやケータイ画像を交替しながらめいめいが撮っている。

手を合わせた清明さんへの願いはひとつ。

縁結びである。

干支桜の拝観日はまさしく縁結びであった。

(H23. 4. 8 EOS40D撮影)
(H23. 4. 8 SB932SH撮影)