甘くて美味しいカキモチをよばれた室生下笠間のⅠ家。
11日は耕作初めの日だそうだ。
出里の隣村である山添村の毛原でもそう呼ぶ。
下笠間ではする家は見当たらないが毛原で行われていた「なるかならんか」。
家のカキの木にアズキのおかいさんを供えた。
父親が「なるかならんかよ」と云うので出かけた。
カキの木にナタをあてるような格好で「なるかあー ならんかー」と声を掛けた。
それに対して婦人が「なります なります」と応える。
「大きな声で言えよ」と父親に云われてしていた「なるかならんか」は小学校にいく前の幼少の頃。
ずいぶんと前のことである。
カキの切り口にはアズキガユを供えていたと云う。
そんな記憶話をしてくれたⅠ家の前庭にあった砂盛りの痕跡。
中央には穴が開いている。
そこに立てたのは葉付きのカシの木。
男の人数分の砂盛りは「おんぼさん」と呼ぶ。
大晦日に立てる家の門松だそうだ。
各家庭によってはクリ、ホウソ、フクラキが用いられると云う。
(H25. 1.11 SB932SH撮影)
11日は耕作初めの日だそうだ。
出里の隣村である山添村の毛原でもそう呼ぶ。
下笠間ではする家は見当たらないが毛原で行われていた「なるかならんか」。
家のカキの木にアズキのおかいさんを供えた。
父親が「なるかならんかよ」と云うので出かけた。
カキの木にナタをあてるような格好で「なるかあー ならんかー」と声を掛けた。
それに対して婦人が「なります なります」と応える。
「大きな声で言えよ」と父親に云われてしていた「なるかならんか」は小学校にいく前の幼少の頃。
ずいぶんと前のことである。
カキの切り口にはアズキガユを供えていたと云う。
そんな記憶話をしてくれたⅠ家の前庭にあった砂盛りの痕跡。
中央には穴が開いている。
そこに立てたのは葉付きのカシの木。
男の人数分の砂盛りは「おんぼさん」と呼ぶ。
大晦日に立てる家の門松だそうだ。
各家庭によってはクリ、ホウソ、フクラキが用いられると云う。
(H25. 1.11 SB932SH撮影)