昨年の閏年の庚申調査の途中に立ち寄った桜井市の三谷。
今年もあるかも知れないと思って立ち寄ったのである。
3月初旬に行われていたと思われる菅原神社には昨年と同様にあったオンダサイの名残が拝殿回廊にあった。
オンダサイは御田祭の字を充てるようだ。
「牛王」と「菅原神社」の文字が書かれてあるお札には炎のような文様のご宝印もある。
お札を挿している木はヤナギ、それともウルシかフジであろうか。
田植え所作をされたと思われる松苗には丸めた半紙を藁紐で括っている。
中にはおそらく籾が入っているのだろう。
8本の矢もある。
竹はススンボであろう。
矢羽根の方には巻いた赤い紙も見られる。
幣を付けたサカキもある。
傍には隣村の小夫(おうぶ)の天神社行われる御田祭のハナカズラにどことなく似た形状のモノもある。
松苗、ハナカズラは御田祭。
お札はオコナイであろう。
いずれも正月行事で村の豊作を願う。
境内を見渡せば他にもあった。
竹で編んだ的である。
「鬼」の表示は雨に打たれて溶けたのであろうか。
射ったと思われる矢に弓もある。
弓はサクラかウメの木と思われた名残のマトウチ。
三つの正月行事の痕跡である。
この日も村の人影がなかった。
来年こそ訪ねてみたい三谷の行事である。
(H25. 3.23 EOS40D撮影)
今年もあるかも知れないと思って立ち寄ったのである。
3月初旬に行われていたと思われる菅原神社には昨年と同様にあったオンダサイの名残が拝殿回廊にあった。
オンダサイは御田祭の字を充てるようだ。
「牛王」と「菅原神社」の文字が書かれてあるお札には炎のような文様のご宝印もある。
お札を挿している木はヤナギ、それともウルシかフジであろうか。
田植え所作をされたと思われる松苗には丸めた半紙を藁紐で括っている。
中にはおそらく籾が入っているのだろう。
8本の矢もある。
竹はススンボであろう。
矢羽根の方には巻いた赤い紙も見られる。
幣を付けたサカキもある。
傍には隣村の小夫(おうぶ)の天神社行われる御田祭のハナカズラにどことなく似た形状のモノもある。
松苗、ハナカズラは御田祭。
お札はオコナイであろう。
いずれも正月行事で村の豊作を願う。
境内を見渡せば他にもあった。
竹で編んだ的である。
「鬼」の表示は雨に打たれて溶けたのであろうか。
射ったと思われる矢に弓もある。
弓はサクラかウメの木と思われた名残のマトウチ。
三つの正月行事の痕跡である。
この日も村の人影がなかった。
来年こそ訪ねてみたい三谷の行事である。
(H25. 3.23 EOS40D撮影)