マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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呼吸困難の診断結果は緊急入院

2015年07月12日 15時41分07秒 | むびょうそくさい
朝、目を覚ましても、起きても呼吸困難だった。

喘息とはどうも違うように思える。

朝食を食べるのもしんどかった。

自宅より車で出かけたT病院。

駐車場に車を停めて受付に向かう。

苦しいから歩くのもしんどい。

受付を済ませて診療を待つ。

何人かが呼ばれて診察室に入る。

順番待ちだ。

この間も苦しい呼吸困難。

息を吸う力がない。

力がないというよりも、少ししか吸えないのだ。

ようやく名前を呼び出されて内診室に入る。

医師は循環器内科。

胸に聴診器を当てる。

「雑音」が聞こえるという医師の声は続けて「何故、救急車を呼ばなかったのだ」と云った。

心筋梗塞ではないが、心臓弁膜症にも陥っていない。

胸が苦しい状態にレントゲンを撮るという。

検査室まで歩いていかすわけにはいかないと云って車いすに乗せられた。

レントゲンは胸部撮影。

その結果を見た医師は「うっけつ性心不全」だと告げた。

心臓から逆流した血液が肺に流れて水が溜まっている。

それが呼吸困難の原因。

直ちに治療をしなければならない緊急入院になった。

治療は肺に溜まった水抜き。

14時から始まった点滴に利尿剤とハンプ注射点滴。



利尿剤は溜まった水を尿として排水するもの。

ハンプ注射点滴は弱っている心臓を強くする。

30分おきにもよおす小便。

夕方6時までで10回もあった。

それ以降は6回だ。

若干であるが午後9時ともなれば深呼吸ができるようになった。

ちなみに入院直後の昼の病院食はこれだ。



時間は午後1時半。

ご飯は喉も通らない。

おかいさんならと思ってお願いしていた。

おかずの味を感じる気持ちの余裕はない。

夜食は午後6時半だった。



入院診療計画書によれば一週間程度である。

仕事場にはすぐに復帰できると思っていた。

来週いっぱいは相方のドライバーさんにお願いして、事務所には入院状況をメールで伝えておいた。

ちなみに正式な病名はうっ血性心不全。

慢性心不全の急性憎悪だ。

入院診療計画書にはもう一つ書いてあった。

肺気腫症である。

症状は安静臥床時にも見られる呼吸困難に、仰臥位にて低酸素憎悪の起坐呼吸だ。

治療計画は低酸素状態が改善するまで心不全・利尿治療および酸素吸入。

もう一つの治療は飲水制限・強心利尿剤・ハンプの持続補液。

検査は緊急採血、胸部レントゲン撮影、心臓エコーなどだった。

さて気がかりなのが、時間制パーキングに停めた車である。

駐車料金も気になるが、停めた車で一台分が停められなくなる。

他の利用者に迷惑をかけることになる。

が、家人は免許を持っていない。

我が家の運転手は私一人。

どうすることもアイ・キャン・ノットだ。

で、病院に問合せをした。

結果は、といえば出庫できるまで停めていても構わないという。

しかも料金は入院している期間内であれば無料にするという。

ありがたいことである。

(H27. 7.11 SB932SH撮影)

打合せの夜に呼吸困難発症

2015年07月12日 15時31分51秒 | むびょうそくさい
7月20日の奈良テレビの「ゆうドキッ!」に生出演することが決定され、制作局のH氏と事前打合せをすることになった。

場は我が家だ。

シナリオはH氏が予め設定されていた。

そもそものきっかけは2009年に淡交社から発刊した『奈良大和路の年中行事』である。

何故か奈良テレビ放送局内にあった著書をH氏の目に留まったことによる。

発刊当時に記者発表をしたことがある。

集まったのは新聞社ばかりであった。

奈良県庁記者クラブの場にはたしか奈良テレビの取材人はいなかったように思う。

記者クラブに一冊を献本したのかも知れない。

それが奈良テレビ放送局に動いたのであろうとH氏は話す。

番組は毎週の月曜日から金曜日まで放映されている「ゆうドキッ!」だ。

月に一度くらいは「奈良人十色」のコーナーがある。

そのコーナーに出演を頼まれたのだ。

シナリオに併せて著書掲載の年中行事の一部を紹介する。

伝統行事の撮影にのめり込んだきっかけがある。

それを始まりに据えたいという室生田口の獅子舞。

当時の写真映像を紐解きながらH氏が関心を起こす写真を探し出す。

尤もその映像は視聴者の視点になっての選択である。

昨今は一年間で280行事の取材・撮影をしている。

10年間に亘って、およそ2000行事の取材をしてきた。

記録したフィルムコマ数は65000にもなる。

デジタルの場合はもっと多いが、数えきれるものではない。

勝手な推定をすれば、であるが20万枚を想定した。

話しの展開でその数値を聞かれるようにしておく。

著書で紹介する伝統行事は約130行事。

「どれが一番のお気に入りですか」と云われても困るものだ。

それではと提案された行事は「春日若宮おん祭の田楽法師の花笠」、「五條念仏寺陀々堂の鬼走り」、「龍田大社の風鎮祭火筒花火」。「旧都祁村小倉の観音寺観音講会式」に「高田のイノコ暴れ」だ。

著書の写真だけでなく生出演日に合わせた行事を紹介してくださいといわれて考える。

造りものに感動した吉野町丹治の地蔵盆。

とびきりの写真を紹介すればこれはオモロイということになって決った。

打合せは2時間。終えてぐったりする。

疲れがあるのか判らないが身体を横たえる。

動く気力もない。

もしかとすれば熱中症。

そう思った。

午後7時半、いつもの通りの時間帯は入浴だ。

これもいつもの通りに肩まで浸かる。

ところがだ。

息ができないのだ。

胸が圧迫されるのか、息ができない。

どうもおかしな症状である。

晩飯を食べるのもしんどかった。

食欲どころか食べる意欲がわかないのだ。

夜9時は宵の口。

いつもならパソコンに向かって何かをしている。

この夜はそんなこともできない。

ただただ横になりたい。

寝床を敷いて横になるが苦しい。

息ができないのだ。

深呼吸もできない。

起き上れば少しはましになる。

柱にもたれて寝ることにした。

呼吸困難な状態は時間が経過するにつれ一段と増す。

苦しいのだ。

熱中症と思ったかーさんは冷やしたタオルを脇に入れたらと勧める。

火照ったと思える身体が気持ちいい。

熱はそれほどでもない。

何かがおかしいことには違いない

うつらうつらの睡眠で夜を明かした。

(H27. 7.10 記)