マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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美味しい葉たまの季節がやってきた

2022年10月07日 07時50分18秒 | だんらん
例年なら1月から3月辺りに見る葉玉ねぎが早くも市場に出てきた。

旬が早くなったのかどうかわからないが、早くも4日に立ち寄った産直市場の「よってって小泉店」にあった。

即、買いの葉玉ねぎは、3玉~4玉くらいを束ねて売っている。

大きさからだいたいが150円。

葉玉ねぎの美味しい時季がやってきた。

売り場は年から年中、様々な地産地消の作物を提供している産直市場の「よってって小泉店」。

我が家では甘くて美味しいと大評判の葉玉ねぎ。

玉ねぎが膨らむ前に収穫する葉玉ねぎ

一般的な玉ねぎを、極、極早取り。

つまり若い状態で収穫した葉玉ねぎは、丸い玉も長い葉も柔らかく、とろけるような食感。

どちらも甘くて瑞々しい。

略して「葉たま」と呼んでいる絶品味。

売り場にあったら、即買いの葉たまであるが、地産地消だけに一般的なスーパーで見ることはまずない、と思う。

最近は、道の駅にも見ることがある葉たま。

我が家で食べる葉たまは、すき焼きを筆頭に、ポトフなどの鍋もの、炒め物、揚げ物。焼きそば・チジミなどのB級グルメに、煮もの、汁もの、おひたし、ぬた和え物・・。

レパートリーはとても広い。

私的にはラーメン具材とか玉子焼きにいいね!である。



7日の食卓に登場した葉玉ねぎ料理は、玉子とじ。家族のみなが美味しい、という。

2年前だった。

売り場にあった葉たまをわざわざ包丁で葉を切り落としていた。

店員さんに聞いたら、葉が嫌いなお客さんがいるらしく、一人や二人でない要望も多く、玉だけ売り。

新玉と同じような姿、形だった。

玉ねぎの葉は固いと信じ込んでいる人にとっては、葉は無用。

逆に、私は定員さんにお願いして、捨てるなら私がもらいましょうとお願いするときもある。

大根もそうである。

尤も、葉付きの大根が大型スーパーに見ることはない。

昔ながらの八百屋さんなら葉付き大根もあるだろう。

取材する村々の人たちは、自家栽培。

葉付き大根をもらうことがある。

その大根の葉を村の人たちは「ダイコバ」と呼び、油炒めとか味噌汁、漬物などに利用している

テレビが報道する食品ロスに、ダイコバも玉ねぎの葉も紹介されることは、まずない。

13日の葉たま料理も、玉子とじ料理。



食も酒も旨くなる。

14日の料理は味替え。



選んだ料理は焼きそば。

オークワ特製の塩焼きそばの味が葉たまで和ませる。

葉たま以外の具材は、豚バラにキャベツ。

もひとつおまけにシャキシャキ感を味わうキクラゲ。

これもまた「よってって」に売っている。

常に売っているから助かる食材の一つである。

皿に盛った葉たま塩焼きそばの味にもう一押しするからしマヨネーズ。



これでできあがり。

一口食べて驚くくらいの味に発泡酒が欲しくなる。

16日の葉たま料理は、鍋だ。

鍋は鍋でも鶏鍋。

出汁は旨塩出汁。

エバラ食品が販売するプチッとシリーズにあるプチッとうどん寄せ鍋だ。

寄せ鍋プチッとは万能出汁

レパートリーは多く、極端にいえばなんでも料理に合う。

それはともかく鶏鍋はむちゃ旨かった。

プチッと出汁がえーのもわかるが、鶏のつくねが利いていた。

生姜入りの鶏つくねが抜群の味を引き立てた。

葉たま以上に効果をあげる鶏つくね。

葉たまは添え物。

と思う人もおられるが、旨味に必要な甘さのある葉たまもまたえー味をだしてくれた。

椎茸にえのきこそ添え物になっちまったが・・。

21日は、再び戻った葉たまの玉子とじ料理。



葉たま以外はなーんもいらねえ美味しい味。

我が家のテッパン料理なんだな。

年は替わって令和3年の正月明けの10日もまた玉子とじ料理。



これを最後に食卓から葉たま料理が消えた。そのワケは・・。

「よってって小泉店」売り場に出ることはなかった。

畑から葉たまが消え、作物のネタは尽きたのか、卸しがなくなった。

そう思っていた1カ月後のことだ。

久しく見た葉たまが「よってって」の売り場にあった。

2月6日の閉店時間間際に立ち寄った「よってって」にあった。

季節外れなのか、どうなのか・・生産者に聞いてみたい葉たまである。

(R2.12. 4、 7、13、14、21 SB805SH撮影)
(R3. 1.10 SB805SH撮影)