この日は2回目の心臓リハビリ運動日。
外来病棟奥の駐車場に車を停めて通路を行く。
先月末に来たときよりも軽快に感じた足。
今日のリハビリも快適に熟したい。
いつもの通り、外来病棟で受付を済ませてリハビリ室に向かう。
受付を済ませた待合室。
これまで室内にあった血圧測定器が外にある。
問診票も置いてある。
置き場が替わったのだ。
血圧測定の結果は110―78。
まあまあの値だが、脈拍はなんとも・・の95。
ドキドキ感が心臓から伝わってくる。
準備体操の前に体力測定をしておこうと云ったGリハビリ療法士。
正確に言えば運動負荷試験(運動処方)である。
椅子に腰かけて足に巻いたベルト。
そこに検知器を添える。
足を引っ張ってと云われて力を入れる。
両足とも測定したのは下肢筋力。
年齢相応の人より10kgも少ない。
2.5km、毎日の歩行訓練をしていても筋力は戻っていないのだ。
握力も悲惨だ。
40歳代のころは50kgも超えていた。
それが20kgも少ない。
たぶんに痛む心臓を庇って強く握らなかったせいだと思う。
片足立ち上がり、パーフォーマンス、歩行能力測定は男性70歳代平均値より上回っていた。
今後の自主的リハビリは筋力アップに努めたいが、さあて、どうするか、である。
準備運動・ウオーミングアップ運動で調子を整えて自転車エルゴメーターに乗る。
始めのワークは10からだ。
回転数はほぼ60でペダル漕ぎ。
脈拍・心拍数は74から76辺り。
僅か数分後のワークは35に切り替えられた。
前回に希望していたワークである。
ぐっと負荷がかかるペダル漕ぎ。
血圧は124-74。
脈拍は108-96にも上昇するが、あまりしんどいとは思えず自身が感じる負荷目安は普通辺り。
20数分のペダル漕ぎを終えて、次回は40で挑戦しようということになった。
この日もK内科医師が就いていた。
気になっていた心臓圧迫状況を聞いてみた。
毎日、入浴しているお風呂である。
肩まで浸かれば心臓が水圧で圧迫されて胸が苦しくなる。
仕方なく胸を空気中に広げるように身を反り返して水面に浮かす心臓部。
頭はお風呂の縁に置いて身体を伸ばす。
こんな格好で毎日のお風呂に浸かっている。
温泉に出かけてゆっくり寛ぎたい。
肩まで浸かりたい。
思いが実るのは術後の半年後になるらしい。
正月が明けるまで・・・。
なんとも、である。
それにしてもだ。
リハビリを受診する人は心電図モニターを装着している。
モニター画面には全員の状況が映し出される。
わが身の状況が刻々と変化する。
とくに一喜一憂するのが脈拍数値だが、この日はじっくり動きを観察してみた。
私以外の人の心拍は綺麗な波形だ。
私と云えば、波形の長さがバラバラなのだ。
一定でない波形が示すとおりの不整脈。
改善薬の効果は・・・。
次回の受診でなんらかの措置がされるであろう。
クールダウン整理運動をしてこの日のリハビリを終えたら解散であるが、本日は居残り。
決して悪さをしたわけでもなく、運動負荷試験や血液検査結果の報告である。
運動負荷試験の結果は前述したとおりだが、先月末に受診した血液検査結果のうちリハビリ療法士の診断が伝えられるのだ。
腎機能やヘモグロビン、栄養状態は特に問題はない。
弁の機能不全によって肺に水が溜まった。
その量ではないが、血漿(けっしょう)BNP濃度の値について説明される。
入院中のBNPは436もあった。
退院後の8月末ではそれが214。
ほぼ半滅しているのである
。脳性Na利尿ペチプドを測定するBNPはあくまで指標値。
左心室が正常に動いているか計測するようだ。
数値に一喜一憂する必要はないが、一般的な正常値は18。
修復した弁がストレスを発生しないよう、上昇しないように食事制限、禁煙を意識的にコントロールしてくださいと云われた。
(H27. 9. 8 SB932SH撮影)
外来病棟奥の駐車場に車を停めて通路を行く。
先月末に来たときよりも軽快に感じた足。
今日のリハビリも快適に熟したい。
いつもの通り、外来病棟で受付を済ませてリハビリ室に向かう。
受付を済ませた待合室。
これまで室内にあった血圧測定器が外にある。
問診票も置いてある。
置き場が替わったのだ。
血圧測定の結果は110―78。
まあまあの値だが、脈拍はなんとも・・の95。
ドキドキ感が心臓から伝わってくる。
準備体操の前に体力測定をしておこうと云ったGリハビリ療法士。
正確に言えば運動負荷試験(運動処方)である。
椅子に腰かけて足に巻いたベルト。
そこに検知器を添える。
足を引っ張ってと云われて力を入れる。
両足とも測定したのは下肢筋力。
年齢相応の人より10kgも少ない。
2.5km、毎日の歩行訓練をしていても筋力は戻っていないのだ。
握力も悲惨だ。
40歳代のころは50kgも超えていた。
それが20kgも少ない。
たぶんに痛む心臓を庇って強く握らなかったせいだと思う。
片足立ち上がり、パーフォーマンス、歩行能力測定は男性70歳代平均値より上回っていた。
今後の自主的リハビリは筋力アップに努めたいが、さあて、どうするか、である。
準備運動・ウオーミングアップ運動で調子を整えて自転車エルゴメーターに乗る。
始めのワークは10からだ。
回転数はほぼ60でペダル漕ぎ。
脈拍・心拍数は74から76辺り。
僅か数分後のワークは35に切り替えられた。
前回に希望していたワークである。
ぐっと負荷がかかるペダル漕ぎ。
血圧は124-74。
脈拍は108-96にも上昇するが、あまりしんどいとは思えず自身が感じる負荷目安は普通辺り。
20数分のペダル漕ぎを終えて、次回は40で挑戦しようということになった。
この日もK内科医師が就いていた。
気になっていた心臓圧迫状況を聞いてみた。
毎日、入浴しているお風呂である。
肩まで浸かれば心臓が水圧で圧迫されて胸が苦しくなる。
仕方なく胸を空気中に広げるように身を反り返して水面に浮かす心臓部。
頭はお風呂の縁に置いて身体を伸ばす。
こんな格好で毎日のお風呂に浸かっている。
温泉に出かけてゆっくり寛ぎたい。
肩まで浸かりたい。
思いが実るのは術後の半年後になるらしい。
正月が明けるまで・・・。
なんとも、である。
それにしてもだ。
リハビリを受診する人は心電図モニターを装着している。
モニター画面には全員の状況が映し出される。
わが身の状況が刻々と変化する。
とくに一喜一憂するのが脈拍数値だが、この日はじっくり動きを観察してみた。
私以外の人の心拍は綺麗な波形だ。
私と云えば、波形の長さがバラバラなのだ。
一定でない波形が示すとおりの不整脈。
改善薬の効果は・・・。
次回の受診でなんらかの措置がされるであろう。
クールダウン整理運動をしてこの日のリハビリを終えたら解散であるが、本日は居残り。
決して悪さをしたわけでもなく、運動負荷試験や血液検査結果の報告である。
運動負荷試験の結果は前述したとおりだが、先月末に受診した血液検査結果のうちリハビリ療法士の診断が伝えられるのだ。
腎機能やヘモグロビン、栄養状態は特に問題はない。
弁の機能不全によって肺に水が溜まった。
その量ではないが、血漿(けっしょう)BNP濃度の値について説明される。
入院中のBNPは436もあった。
退院後の8月末ではそれが214。
ほぼ半滅しているのである
。脳性Na利尿ペチプドを測定するBNPはあくまで指標値。
左心室が正常に動いているか計測するようだ。
数値に一喜一憂する必要はないが、一般的な正常値は18。
修復した弁がストレスを発生しないよう、上昇しないように食事制限、禁煙を意識的にコントロールしてくださいと云われた。
(H27. 9. 8 SB932SH撮影)