ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

久し振りに穏やかで順調な一日

2009-12-01 20:30:47 | 日常
               
         菖蒲ショッピングモールのイベントにガンダム登場

昨晩は8時過ぎに咳き込みがあった後は、気になる咳はありませんでした。しかし、朝4時半頃にひどく咳き込んだので部屋に行き痰の排出介助を済ませ、どうやら母も落ち着いた時に「どうしたら良いの、分からないのよ」「まだ朝の5時前、外は真っ暗よ。もう少し寝ましょうよ」「あら嬉しい。まだ寝ていても良いの」との会話の終わると同時に気持ち良さそうに寝ていました。

その後良く寝ていたのと、風邪が完全に治っていないこともあってデイサ-ビスをお休みすることになっていたので、そのままゆっくり寝てもらいました。9時前に部屋に入ると目を覚ましましたが、部屋が寒かったので朝食の用意の間ベットで待ってもらい、椅子に移動して食事としました。

朝食(チョコ蒸しパン1/2、玉子焼き-ハム・カニ・ブロッコリー入り、ミルクティ1.5杯)ほとんど自分で食べて完食。朝から食欲があり頼もしい限りです。

トイレ(大)の要望がありましたが(小)のみで、ついでに下の清拭・着替え、上の着替えを済ませました。その後、椅子で居眠りを始めたので、ベットに移ることを提案しましたが「まだ眠くない、11時までは起きているから」と主張し、はっきり目が覚めてしまいました。母と娘にとって、長い一日にならないと良いのですが。(長女)

長女が帰宅してからは「訳が分からない」「どうしたらよいの?」状態。「何でこんなに分からなくなっちゃったんだろう?」の問いというか嘆きには、思わず出かかる“年だからよ”の言葉を飲み込んで「頭が疲れているんじゃないの?体だって疲れると動けなくなるでしょ」(こんな答えで良いのか・・)などと応対しながら、今朝は母の手が冷たかったので手で包んで温めている内に母娘共にうとうとと。

ちょっと眠ったことで気分が変わったのか、表情が穏やかになったので、11時前だったけれどベッドに移動しないかと誘ってみるとすぐに同意。昼食まで軽く眠っていました。昼食はまた椅子に移動。マカロニグラタン風、ブロッコリーとオムレツのポン酢和え、薩摩芋と林檎のきんとんを完食。特にマカロニグラタンは積極的に自分でスプーンを使い、期待量のココット型1つでは足りずに追加する程でした。

食後しばらく音楽を聞いたりして休んでいるとトイレの要望。何とか一人で介助(小)できました。その後、私が無意識に自分の肩や腕を揉んでいると、「痛
いの?私が治してあげる。」「お願い!」と言って隣にしゃがんで背中を向けると、左手でそっとなぜてくれました。「だめだわ、うまくできない」と言ってすぐ止めてしまいましたが、「とっても温かくて気持ちが良かった。ありがとう」という私の言葉はお世辞ではなく、思いもかけぬ母の手の温かさにジーンときてしまいました。

しばらくして腰が痛くなったというのでベッドに戻ってもらうと、気持ち良さそうに鼾をかいて眠っていました。夕飯の支度を始めるため部屋を覗くと目を覚ましたけれど、よく寝て気分が落ち着いたのか、少しベッドの背を起こした状態で静かに夕飯ができるのを待っていてくれました。

夕飯は、鍋物(豚肉・白菜・葱・カニのつみれ)、ジーマーミ豆腐、なすのきんぴら、栗ご飯を積極的に自分で食べ、最終的には手伝ったものの鍋のスープを飲み干す程の完全な完食。しかも、仕上げに煮豆まで食べました。今日の食欲と食べ方を見ていると、どうもこちらの期待値を上げた方が良さそうです。

食後はさすがにお腹が張ったのかトイレ(大)の要望がありましたが、未だ満ちていないようだったので、明日まで持ち越しとしました。トイレついでに清拭をして、ベッドに移動。すぐに眠りにつきました。今日は痰が1度出たきりで咳もひどくなく、脚もほとんどつらずに体調が良かったためか、当初の危惧に反して意外に穏やかで順調な一日となりました。(四女)
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