更なるバネ下重量軽減を目論むライトウェイトプロジェクト
軽量ボンネットの試作プロトタイプが完成しました。
第一弾として綾織りカーボン、バイアスセンターシンメトリーのウエットカーボンです。
一応量産品はクリア塗装を施す予定ですが 塗装若しくはカッティングシート張り込み
前提の場合は平織カーボンの1枚貼りも計画してます。
松竹梅的には・・・
① FRPベーシック
② CFRP平織カーボン1枚貼り
③ CFRP綾織カーボン バイアスシンメトリー貼り
3パターンにてお客様のご要望に応えようと考えてます。
試作マスターでの収縮率チェックを行ったので製品精度はかなり高いレベルにて
製品化出来そうです。
この手のカーボン製品、通常は価格的な問題があるのでバイアス・シンメトリーは
中々お目に掛かれないと思いますが
理由は簡単・・・・
1枚貼りとの比較ですと材料費がほぼ3倍、そしてカーボン張り込み工数も3倍以上
掛かるのとセンターでの張り合わせの難易度が高く
限られた樹錬クラフトマン氏の技量に頼らないと製品化出来ません。
まさに工芸品レベルの軽量ボンネットとなっちゃいます。
・・・・・ 多分、あまり売れないでしょうね~
・・・・・ ですが、これも私自身が欲しいのですヨ !!
そして・・・・
思ったよりも手間暇掛かってしまった、オリジナルグリル
様々な仕様を色々と検討したのですが、
まずはステンレスメッシュにて試作しました。
恐らく、写真ではその作りこみの凄さは判らないと思いますが・・・
溶接技術者でしたら本当にビックリするとおもいますが・・・
皆さんがお判りになりますか??
1mm厚メッシュのセンター接続と外周部分との接続
全てTIG溶接してます。
これ、尋常ではない溶接技術でして
10数年以上の溶接経験者でも恐らくお手上げ状態の作りこみです!
MT-DRACO お得意の工芸品品質の超逸品かもしれません。
純正オプションの鉄っちんグリルとは次元の異なる軽さと
ピュアレーシングのオーラがプンプン^^;
今週末、6月11日 FIAT FESTA 2017 に
一応ボンネットとメッシュグリルを展示する予定です。
題して・・・・ 本当の本物を見分ける クルマ趣味人 の為の ライトウェイトプロジェクト ・・・
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