CFRPドライカーボンボンネットのお問い合わせを
幾つか頂いております。
特にウエットカーボンとドライカーボンの違いについて
それなりに違いを理解していらっしゃると思いますが、
再度おさらいです。
ファッション・ドレスアップとしてのウエットカーボンと
軽量・高強度・高剛性のCFRPドライカーボンは
見た目はカーボン繊維使用なので同じに見えますが
全く別物です。
アフターマーケットにてリーズナブルプライスの
カーボン製と謡われているモノはほぼ間違いなく
ウエットカーボンと思われます。
RTM(Resin Transfer Molding)工法はレーシングヨットの船体や
ヘルメット等製作に活躍。
雌、雄一対の型に強化部材やウレタンを入れた上にバッキング後に
樹脂を注入。
最近ポピュラーなようですが
インフュージョン成型は下面の型に上面はフィルムにて
バッキング後に
樹脂充填、含浸させるクローズドモールドです。
その他、樹脂硬化時に圧を掛けるコールドプレス等々
様々な派生成型方法がありますが何れも
オートクレーブで高温・加圧されて成形される
CFRPリアルドライカーボンには及びません。
因みに私自身が製品の良し悪しをチェックする時は
少しばかり重箱の隅を突っつくようですが
カーボン織り目が歪んでいないか?
特に曲率がある部分と淵の処理状況
次に裏面の処理。
曲率の異なる部分の縮率を考慮され
ボディーとのチリ合わせが左右前後均等かどうか、
そしてフィッティングパーツの精度とクオリティー
にてある程度のランク付けが出来ると思います。
又、性能的には大きく変わりませんが、
ボンネット等広い面積の場合個人的には平織りよりも
綾織りのバイアス取り、出来る事ならセンター部分で
左右対称、シンメトリーが好みです。
又、商品説明の内容等をチェックしますと
凡その技術力も推測可能なので
ご興味ありましたらお問い合わせ下さい。
mtdraco1919@gmail.com
Mobile 080-6689-9950