わたしはいまのところ読売新聞を購読している。いまのところと言ったのは、よく変わるからだ。どの新聞でもいいので、妻が拡張販売員の口車に乗せられた結果の新聞を読むことになる。
その読売新聞に「ワールド・ビュー」というコラムがある。今日はワシントン支局長大塚隆一氏のコラムで、「ブッシュ氏、確かに変わった」というタイトルの記事の中で気づいたのがある。
先月30日、ホワイトハウスで内外の記者団とのインタビューでの印象があった。結構ジョークを飛ばし陽気で楽天的なジョージ・ブッシュを演出していたようだ。
それに“対抗馬だったアル・ゴア、ジョン・ケリー両氏はともにエリート然とした堅物タイプだった。米国人の多くは大統領に「指導力」「強さ」「倫理」などとともに、ある種のチャーミングさを求めているのだと思う”と書いてあった。
チャーミングを女性の魅惑的だけに断定しないで、明るい個性と思えばいいかもしれない。明るい個性をもっと具体的には、やはりユーモア感覚といえるのではないだろうか。
ところで安部首相をはじめ政権の閣僚に、指導力、強さ、倫理、明るい個性の四つを当てはめてみると、どうでしょう四つとも備えている人がいますか?残念ながらいないようですね!
当意即妙に政府の高官らしい上質のジョークを今まで聞いたことがない。まだまだムリなんだろうね!