建国200年記念として作られたそうだ。クリント・イーストウッド46歳の作品。アメリカで唯一の民族同士の戦争、南北戦争末期ジョージー・ウェルズ(クリント・イーストウッド)は農民だった。
ある日、北軍のゲリラ小隊に襲われて妻と子供が殺される。その復讐のため一人北軍に降伏せず、捕らえようとする追っ手の追跡をかわしながら、老インディアン(チーフ・ダン・ジョージ)との友情や開拓民を襲うインディアンとの和睦。そして、妻子を殺したテリルと対峙して殺す。
最後にジョージー・ウェールズが言う「みんな戦争の犠牲者さ」が、この映画のテーマを表している。
監督クリント・イーストウッド1930年5月生れ。ジョージー・ウェールズも演じる。
ジョン・ヴァーノン1932年2月~2005年2月カナダ生れ。南軍ゲリラのリーダーフレッチャー役、この人の声が柔らかい含みのある低音で、思わず「いい声だなあ」と感嘆した。すでに故人になってしまった。
ソンドラ・ブロック1947年5月テネシー州生れ。開拓民の娘役で、強盗団に襲われてレイプされかけ、可愛いお尻まであらわにする。のちにクリント・イーストウッドと同棲するが、チョットしたいさかいから別れその後は映画界から姿を消す。
ビル・マッキーニー1931年9月テネシー州チャタヌーが生れ。北軍ゲリラの小隊長役。
チーフ・ダン・ジョージ1899年7月~1981年9月カナダ/ノースヴァンクーバー生れ。‘70「小さな巨人」でアカデミー助演男優賞ノミネート