ゲーム7までもつれ込んだALCSは、タンパ・ベイ・レイズが3-1の接戦をものにして、チーム創設以来のチャンピオンに輝いた。レイズ先発のガーザの好投がチャンピオン・フラッグを獲得する原動力になった。
レッドソックスは、一勝三敗からの逆転優勝という、去年の再現はならなかった。レッドソックスのレスターも好投した。奪三振ガーザ9、レスター8.レスターにアンラッキーな面があった。4回裏、ロンゴリアのカットしにいった打球がライトへの二塁打、一塁走者ペーニアが一気にホームイン。ライト、ドルーのペーニアは三塁に止まるだろうとの油断もあったのではないか。5回アイバーの止めようとしたバットに当たりレフトへの二塁打という具合。
レッドソックスの打線では、オルティーズとユークリス、ヴァリテックの不振が響いた。つぎはワールド・シリーズだが、レイズもフィリーズもチームそのものに思い入れがないので結果を見るだけになるだろう。したがって実質的には、わたしの今年の野球シーズンは終わった。来年を楽しみにしたい。