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大リーグ ワールド・シリーズは、ボストンVSロサンゼルスが最高?!

2008-10-05 21:39:14 | スポーツ

              
 ディヴィジョン・シリーズの真っ最中で、ボストン・レッドソックスが二連勝で期待がかかり、ロサンゼルス・ドジャースはすでに三連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めている。
 どちらもリーグ優勝を果たせば、ワールド・シリーズはこの二チームになる。おそらく誰もが望むカードだろう。ボストンには日本人選手二人いるしスター性の高い選手も大勢いる。投手陣もさることながら、オルティス、ペドロイヤ、ユークリス、ドリュー、ベイ、エルズバーグなどだ。
              
 一方ドジャースには、今季から采配を振るうトーリ監督、ボストンから移籍したマニー・ラミレス、それに日本人選手二人。とくにラミレスがすごい。移籍してからの打率が0.396ディヴィジョン・シリーズでは、0.500二本の本塁打という活躍。 となればぜひ古巣のボストンとワールド・シリーズで雌雄を決して欲しい。
              
 トーリ監督がヤンキースにいれば、ボストンのフランコナ監督とワールド・シリーズで顔を合わせることはなかっただろう。もし実現すれば、この二人にとっても商業的にも、また日本人にとっても最高のワールド・シリーズといえるだろう。神様がいるとすれば、ぜひお願いしたい。
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ローラ・リップマン「女たちの真実」

2008-10-05 10:25:06 | 読書

               
 ちょっとくどいという読後感が残った。「向こうにあるのは君の車か?」とパトカーの警官が声をはりあげた。うなずいた彼女に「何か身分を証明するものは?」と追い討ちをかけてきた。彼女の車は事故で壊れているのに加え彼女自身にも何ヶ所かの傷が見える。
 救急救命室へ運ばれたあと彼女が語ったところによると、30年前に誘拐された姉妹の1人ヘザー・ペサニーだと名乗った。警察は事件の背景を洗い出しにかかったが、謎が重なるばかりだった。本当にこの女がヘザー・ペサニーなのだろうか。
 回りくどい比喩を交えた文体には眠気を誘う。この人の作品は、「チャーム・シティ」を読んで印象に残っていたので、わたしにとって本作は期待はずれだった。とはいってもアメリカでは一般読者の投票によって決められる、クィル・ブック賞のミステリ・サスペンス部門で受賞している。
 著者は、20年間新聞記者として活躍し、1997年にテス・モナハン・シリーズ第一作「ボルチモア・ブルース」で作家デビュー。シリーズ第二作「チャーム・シティ」でアメリカ探偵作家クラブ賞とシェイマス賞をダブル受賞して脚光を浴びる。
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