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一部のアメリカ人の行動には理解不能!?

2013-06-09 16:00:46 | 時事

 ロイターの記事。『全米ライフル協会(NRA)は、パイ菓子をかじって銃の形にしたことで停学処分を受けたメリーランド州に住む8歳の少年にジュニア終身会員の身分を与えた。少年の弁護士が30日明らかにした。
 少年の停学処分を聞いた同州の州議会議員(共和党)が、550ドル(約5万6000円)を払ってNRAのジュニア終身会員を少年にプレゼントしたという。
 少年は、学校の朝食プログラムの時間にパイ菓子をかじって銃の形にしたとして、今年3月に2日間の停学処分を受けていた。弁護士は「少年がかじったパイ菓子よりも、むしろアイダホ州やフロリダ州の形の方が銃に似ている」と主張し、学校の処分に抗議している。
 少年の弁護士は、州議会議員からのこのプレゼントについて、良い子だが少しやんちゃな少年にとって素晴らしいものだとし、銃器の正しい扱い方を学んでくれるだろうと述べた。少年の家庭は銃を所有していないという』

 
 停学処分、少年の弁護士の言い分、州議会議員のプレゼントなどちょっと首をかしげる。ライフル協会にはジュニア会員もいるとは知らなかった。

 確かに西部開拓時代の伝統として銃に対する感覚は、私とはかなり違うだろうことは分かっている。それでも学校や公共の場所で銃の乱射事件が頻発していることを思えば、州議会議員のジュニア会員プレゼントはどうにも理解しがたい。議員だからライフル協会から寄付金もあったのかもしれない。

 学校も校則でモノを銃の形にすることを禁じているのだろうか? こちらはまた神経質すぎる気がする。弁護士も弁護士らしい弁明がないものか。

 仮にこの少年がパイ菓子を性器の形にかじったとすれば、どんな処分が待っているのだろうか。

 一部ではあっても、アメリカ人のやることには理解不能の部分があるなあ。そういえば、欧米人の知能は、100年前からかなり低下しているという記事を読んだような記憶がある。

 6月8日にまたしてもカリフォルニア州サンタモニカで男が銃を乱射したというニュースが流れた。やれやれ、アメリカの夜の一人歩きは勿論、真夜中に車でコンビニへ行くのも相当な勇気が必要な気がしてきた。(笑)