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とにかく摩訶不思議な映画で、好悪が相半ばする「オンリー・ゴッド’13」劇場公開2014年1月

2014-05-27 21:34:52 | 映画

              
 「第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でパルム・ドールを競ったクライム・スリラー。第66回カンヌ国際映画祭のプレス上映において、スタンディング・オベーションを受ける一方、ブーイングも飛び交うなど、激しく賛否が分かれた」とウィキペディアにあるが、確かに好き嫌いのはっきりする映画ではある。

 タイでボクシングクラブを経営しながら麻薬ビジネスに手を染めていたビリー(トム・バーク)とジュリアン(ライアン・ゴズリング)の兄弟。
 ある日、兄ビリーが何者かに惨殺され、知らせを受けた母でありギャングの女ボス、クリスタル(クリスティ・スコット・トーマス)はジュリアンに復讐を命じる。

 やがてそんなジュリアンの前に、神に代わって裁きを下す謎の男チャン(ヴィタヤ・パンスリンガム)が現われる。この警察官のチャンが凄惨な皆殺しの斬殺を実行する。スローな動きから素早い斬殺。日本刀のような震えるほどの美とは程遠い。マグロを解体するような包丁のような刀だった。
 会話もほとんどない怪しげな雰囲気が最後まで続く。チャンのカラオケの歌唱は何なのだ。歌詞の意味も分からないからさっぱりだ。殺人の美学? そうは思えない。
          
          
          
監督
ニコラス・ウィンディング・レフン1970年9月デンマーク、コペンハーゲン生まれ。

キャスト
ライアン・ゴズリング1980年11月カナダ、オンタリオ州ロンドン生まれ。
クリスティン・スコット・トーマス1960年5月イギリス生まれ。
ヴィタヤ・パンスリンガムタイ人であるが出自不明。
トム・バーク1981年6月イギリス生まれ。
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