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発情期のネコを連想する「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

2017-04-17 16:10:58 | 映画

              
 第1作が2001年、第2作が2004年それから12年後に本作。レギュラー出演は、レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース。前2作にはヒュー・グラントが出ていたが今回はパトリック・デンプシーに変わった。

 ヒュー・グラントが「もう、ラブコメは嫌だ」と言ったらしい。自分の年齢を意識したのか、もう一段の飛躍を望んだのかそれは分からない。

 お話はまったく他愛のないものでふとしたことから二人の男と同時期にセックスをして妊娠する。どちらの男が父親かをドタバタと繰り広げられる。その二人の男コリン・ファースとパトリック・デンプシーだが、もともと役者の格が違う。アカデミー主演男優賞受賞者のコリン・ファースとテレビ界での役が多いパトリック・デンプシーだが、父親がどちらがふさわしいか火を見るよりも明らかだ。

 見たところコリン・ファースは純粋の白人に見えるが、パトリック・デンプシーは南米出身者の風貌だ。生まれてくる子供を見ればどちらかがハッキリする。そういう風に観ているとDNA鑑定なんて退屈な話になってしまう。

 案の定白人の子供が産まれ、コリン・ファースと結婚式を挙げるレニー・ゼルウィガー。DNAの話を持ってこないと、人種差別批判になる恐れを回避したか。

 もう50歳に近いレニー・ゼルウィガーの新鮮味が薄れおばちゃんという雰囲気。それに引き換え60歳に近づくもコリン・ファースのすっきり感が目立った。損な役回りのパトリック・デンプシーは、彼を目当てに観ようとは思わない俳優と言ったら言い過ぎか。これで「ブリジット・ジョーンズの日記」は終わったんじゃないかな。2016年制作 劇場公開2016年10月
 
監督
シャロン・マグアイア1960年イギリス生まれ。

キャスト
レニー・ゼルウィガー1969年4月テキサス州ケイティ生まれ。2003年「コールド・マウンテン」でアカデミー助演女優賞受賞。
コリン・ファース1960年9月イギリス、ハンプシャー州生まれ。2010年「英国王のスピーチ」でアカデミー主演男優賞受賞。
パトリック・デンプシー1966年1月メイン州生まれ。

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