Wind Socks

気軽に発信します。

キム・ヨナは、やはりトップ・アスリートだった。

2014-02-24 21:11:26 | スポーツ

 私はフィギャー・スケート・ファンでもないが、ソチ・オリンピックでの銀に終わったあとのキム・ヨナの対応を見ていると、さすがに長年トップを争った実力のあるアスリートであり、人間的にも誰にも引けをとらないと思わせた。

 というのも、韓国内では審判の採点に不信感が充満していて、ネット上で抗議の署名運動も展開されていた。それに対してキム・ヨナは「その辺でやめて欲しい。私のオリンピックは終わった」と諌めたことだ。韓国内の狂信的な応援を考えるとなかなか勇気のある発言だと思う。

 さらに、浅田真央が16位と出遅れたことについても「気持ちはよく分かる。もう彼女とも競う合うこともない」と温かみと寂しさをにじませた気がする。王者を争った二人にか分からない心情があるのだろう。

 韓国の人は、23歳にして良識を備えたキム・ヨナを悩ませるようなことはしないほうがいい。どう考えても採点がくつがえることはないはずだから。いずれにしても一つの時代は終わった。浅田真央とキム・ヨナに幸あれと祈りたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 老々介護の現実はどこの国も... | トップ | 2000字の恋愛小説「心残... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事