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大リーグ ベケット、カズミアともに不調。延長10回レイズ外野フライで試合を決める

2008-10-12 21:57:34 | スポーツ

            
 ゲーム2は9-8でレイズが勝った。ベケットの調子が悪すぎた。カズミアも踏ん張れず両チーム合わせて7本の本塁打が乱れ飛んだ。レイズ、ロンゴリアの2ラン以外はすべてソロ本塁打だった。
 レッドソックスの打者で言えばエルズベリー、オルティーズ、コッツェイ、ラウリー、ヴァリテックが不調、ペドロイア、ユークリス、ベイ、クリスプが好調だった。特にペドロイアの復調は心強い。
 ベケットの調子から見て大敗していてもおかしくなかった。競ったゲームでピッチャーのめぐり合わせで負けただけ。とはいってもベケットの不調は、今後のゲームに大きな影を落とすことに違いない。
 ゲーム3をレスターでシャットアウトするくらいにしないと、若いチームに勢いづかせる。まだまだレイズにリーグ・チャンピオンを渡せない。
 それにしても観客席の顔ぶれは、フェンウェイと違う。学園都市といってもいいボストンの雰囲気とフロリダのキューバ系の人種が多い特徴が現れている。

大リーグ DICE-Kダイスケ立ち上がりに不安も、6回までノーヒット

2008-10-11 14:44:12 | スポーツ
<松坂が勝ち投手 Rソックス先勝(共同通信) - goo ニュース
 レギュラーシーズン最終登板の対ヤンキース、ポストシーズン対エンジェルスと同様立ち上がりが悪い。11日(日本時間)も1回に3個の四球を出した。満塁のピンチをしのいだが。調子を取り戻したのは4回あたりから。
 それまでは、打者に対してストライクが先行しなかった。ただヒットを一本も打たれていなかった。その後はストラクが先行し粘りの投球で岡島にマウンドを譲った。
 レイズの若さが出たゲームだったが、先発のシールズも好投した。明日のベケットの調子次第で今後の展開に大きな期待が持てる。
 一方ナショナル・リーグは、フィリーズが二連勝して優位に立っている。レッドソックスvsドジャースのワールド・シリーズ、わたしの夢が少し遠のいたのか。

偽標識に気付かず取り締まり=5人を「一時停止」違反で-愛知県警

2008-10-09 16:28:00 | 時事
偽標識に気付かず取り締まり=5人を「一時停止」違反で-愛知県警(時事通信) - goo ニュース
まあ、お巡りさんもうかつだったが、よもや交通標識の偽物があるとは誰も思わない。地理的状況は分からないが、考えられるのは近くの住民が車の一時停止のマナーの悪さに怖い思いをして建てたのだろうと思う。
 それにしても偽の交通標識を建てた人の罪は、何罪になるのだろう。それから標識があろうがなかろうが、一時停止違反は免れないのが常識だと思うが。偽の標識を建てた人には、一言の苦言で済ますよう願う。この人が標識による利得がないから。

大リーグ ア・リーグ・チャンピオンはレッドソックスか、レイズか?

2008-10-09 11:49:55 | スポーツ

               
 結論から言うと、レイズになってもおかしくない。地区シリーズの選手の成績を見るとレイズがチャンピオンになって当然の結果を残している。
 投手の防御率を見ると、レッドソックス、松坂5.40ベケット7,20レスター0,00
レイズ、カズミア3.38ガーザ7.50シールズ4.26ソナンスタイン3.18ポストシーズンまだ一度も投げていないウェイクフィールドを入れてもややボストンに分が悪い。松坂とベケットの出来次第で様子は変わる。
 打線の打率はレッドソックス、エルズベリー.333ドルー.285ベイ.412ロウリー.364コッツェー.300ペドロイア.059オルティーズ.235
 レイズ、岩村.389アップトン.278ペーニア.500ロンゴリア.267ナバロ.400バートレット.286それに長打率五割以上はレッドソックス、ベイ.882ドルー.571エルズベリー.500
 一方レイズ岩村.722アップトン.889ペーニア.500ロンゴリア.667ナバロ.800投手力も打力もレイズが上回っている。数字だけ見れば、勝ちはレイズということになるが、ゲームはやってみなければわからない。その日の体調もあるだろうし経験の差が影響するかもしれない。監督の采配が大きく左右するのも確かだ。とにかく初戦を勝たなくてはならない。
 それにしても日本人選手の運不運を痛切に感じる。松坂や岡島は、1年目でワールドチャンピオン・リングを手にし、岩村も弱小球団に入ったが、今年ひょっとしてリングを手に出来るかもしれない。
 それに引き換え輝かしい記録を8年も続けているイチローには、いまだにリングを得ていない。運命の女神のいたずらなのかもしれない。
 さて、投手ローテーションが決まった。レッドソックスは、松坂、ベケット、レスター、ウェイクフィールド。
        
 レイズは、シールズ、カズミア、ガーザ、ソナンスタインという顔ぶれだ。
        

大リーグ バリテックがスクイズを予想したらしい

2008-10-08 13:01:16 | スポーツ

              
 7日(日本時間)BOS vs LAAの試合、9回表一死ランナー三塁のときスクイズを予感した人も多かったのではないか。わたしもその一人だけれど、テレビ画面ではインコース低めのボールを打者がミス、結局ランナーが挟まれてアウトになった。 そこで思ったのは、ピッチャーがインコース低めに投げたのは偶然かあるいは意識していたのかということだった。そして今日、インターネットを見ているとやはりバリテックが読んでいた結果だった。
 二球インコースにボール球を投げて様子を見た。エンジェルスのソーシア監督は、転がしやすいボールが来ると判断してスクイズのサインを出した。それを読んだ上でのインコース低めの球だった。
 これで選手の心理状態が俄然変わった。おそらくエンジェルスのピッチャーシールズは、1点リードを確信しただろう。ところが失敗に終わった上、二死とはいえランナーを二塁に置くピンチを招いた。打者は今までカモにしていたワイリー。なんとしてでも抑えてやろうと思ったはずだ。そうすると投球に力が入り力んでしまう。微妙な綾が明暗を分けた。
 こういうビッグ・ゲームは肉体面ではなく心理面の影響が大きいことが分かる。さあ、今度の相手はレイズ。若く乗りに乗っているチームをどう料理するか。あるいは料理されるのか楽しみだ。

大リーグ フェンウェイで決めたレッドソックス

2008-10-07 15:03:53 | スポーツ
7日(日本時間)のフェンウェイは、厚着の観客ばかりでなくベンチの選手も防寒の装い。しかし、ゲームはホットな展開。
 ボストンのレスターもロサンジェルスのラッキーもともに譲らない投げ合いとなったが、先に得点したのはボストンだった。2点先行して7回を終えたとき、レスターの球数は106球ではあったが8回も投げ、9回にクローザーのパペルボンにつなぐ展開を予想したが、フランコナ監督はレギュラーシーズンと同様に交代させた。
 8回は岡島が二死を取ったがテシェイラに四球を与えて降板、続いて登板の若手マスターソンもゲレーロにツー・ストラクとカウントを有利にしたが、さすがゲレーロも状況をよく見ていて大振りを避けて四球を選んだ。サイン違いか記録ワイルドピッチで走者二塁と三塁に置きハンターの一・二塁間を抜くヒットで同点となる。
 ここでやはり好投のレスターを投げさせておけばよかったのでは……と思った。9回表のピンチを切り抜けたその裏、エンジェルスのピッチャーは、手ごわいシールズ。しばらくこう着状態を覚悟していたが、ジェイソン・ベイが二塁打を放つ。続くライリーが、一・ニ塁間を破るヒットでベイが還り3-2でボストンがサヨナラ勝ちを収めた。
              
              サヨナラのホームに滑り込むジェイソン・ベイ
 試合終了後しばらくこの投手交代について考えていた。そして、わたしの考えが近視眼的でその場限りの判断だと気がついた。この試合を落とせば、第5戦で松坂が投げて負ければそれで終わり。勝てばリーグ優勝決定シリーズ第1戦に中三日でレスターを先発させられる。
 監督は勝つことしか考えずその手立てを準備しておく。負ける準備をする人はいない。目先に走るとまさに負ける準備をすることになる。とは言ってもレスターを中三日で投げさせるのか?わたしには分からない。
 今後のスケジュールを見るとリーグ優勝決定シリーズは、11日(日本時間)から始まる。第1戦はおそらく松坂だろう。第2戦にレスターにすると中三日になる。ベケットを投入して第3戦にレスターにすれば無理がない。
 いまや一番安定しているのはレスターだから、彼を中心に考えれば余分な投球は避けなければならない。そういう先のことを考えての采配と受け止めるが、さてどんな投手リレーになるのか、お楽しみというところ。

大リーグ ボストン、スィープならず。展開が怪しくなってきた!

2008-10-06 21:29:09 | スポーツ
 10月6日(現地時間5日)フェンウェイでの第3戦。エースベケットの不調もあって5-4でエンジェルスが1勝を手にした。チョット嫌な予感がする。
 というのも第4戦はレスターとラッキーの投げ合いになる。ラッキーにも意地がある。相当気合を入れてくる筈。もし、タイに持ち込まれたら第5戦は松坂の先発だが、テシェイラ、ゲレーロ、ハンターにかなり打ち込まれている上に他の打者も上昇の気配がありよほど頑張らなければこのシリーズを落とすかもしれない。
 したがって、第4戦で決着をつける必要がある。打線ではペドロイアとローウェルにヒットがいまだに出ていないのが気にかかる。第3戦でも彼等にヒットが出ていれば勝てていたはずだ。この一敗で予断を許されなくなった。

大リーグ ワールド・シリーズは、ボストンVSロサンゼルスが最高?!

2008-10-05 21:39:14 | スポーツ

              
 ディヴィジョン・シリーズの真っ最中で、ボストン・レッドソックスが二連勝で期待がかかり、ロサンゼルス・ドジャースはすでに三連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めている。
 どちらもリーグ優勝を果たせば、ワールド・シリーズはこの二チームになる。おそらく誰もが望むカードだろう。ボストンには日本人選手二人いるしスター性の高い選手も大勢いる。投手陣もさることながら、オルティス、ペドロイヤ、ユークリス、ドリュー、ベイ、エルズバーグなどだ。
              
 一方ドジャースには、今季から采配を振るうトーリ監督、ボストンから移籍したマニー・ラミレス、それに日本人選手二人。とくにラミレスがすごい。移籍してからの打率が0.396ディヴィジョン・シリーズでは、0.500二本の本塁打という活躍。 となればぜひ古巣のボストンとワールド・シリーズで雌雄を決して欲しい。
              
 トーリ監督がヤンキースにいれば、ボストンのフランコナ監督とワールド・シリーズで顔を合わせることはなかっただろう。もし実現すれば、この二人にとっても商業的にも、また日本人にとっても最高のワールド・シリーズといえるだろう。神様がいるとすれば、ぜひお願いしたい。

ローラ・リップマン「女たちの真実」

2008-10-05 10:25:06 | 読書

               
 ちょっとくどいという読後感が残った。「向こうにあるのは君の車か?」とパトカーの警官が声をはりあげた。うなずいた彼女に「何か身分を証明するものは?」と追い討ちをかけてきた。彼女の車は事故で壊れているのに加え彼女自身にも何ヶ所かの傷が見える。
 救急救命室へ運ばれたあと彼女が語ったところによると、30年前に誘拐された姉妹の1人ヘザー・ペサニーだと名乗った。警察は事件の背景を洗い出しにかかったが、謎が重なるばかりだった。本当にこの女がヘザー・ペサニーなのだろうか。
 回りくどい比喩を交えた文体には眠気を誘う。この人の作品は、「チャーム・シティ」を読んで印象に残っていたので、わたしにとって本作は期待はずれだった。とはいってもアメリカでは一般読者の投票によって決められる、クィル・ブック賞のミステリ・サスペンス部門で受賞している。
 著者は、20年間新聞記者として活躍し、1997年にテス・モナハン・シリーズ第一作「ボルチモア・ブルース」で作家デビュー。シリーズ第二作「チャーム・シティ」でアメリカ探偵作家クラブ賞とシェイマス賞をダブル受賞して脚光を浴びる。