ゲーム2は9-8でレイズが勝った。ベケットの調子が悪すぎた。カズミアも踏ん張れず両チーム合わせて7本の本塁打が乱れ飛んだ。レイズ、ロンゴリアの2ラン以外はすべてソロ本塁打だった。
レッドソックスの打者で言えばエルズベリー、オルティーズ、コッツェイ、ラウリー、ヴァリテックが不調、ペドロイア、ユークリス、ベイ、クリスプが好調だった。特にペドロイアの復調は心強い。
ベケットの調子から見て大敗していてもおかしくなかった。競ったゲームでピッチャーのめぐり合わせで負けただけ。とはいってもベケットの不調は、今後のゲームに大きな影を落とすことに違いない。
ゲーム3をレスターでシャットアウトするくらいにしないと、若いチームに勢いづかせる。まだまだレイズにリーグ・チャンピオンを渡せない。
それにしても観客席の顔ぶれは、フェンウェイと違う。学園都市といってもいいボストンの雰囲気とフロリダのキューバ系の人種が多い特徴が現れている。