もう、本日が競技3日目です。
レスキューBは本日も2回の競技がありました。
そして、本日は・・・とうとう恐れていたことが・・・
2部屋目に2×2の大きな空間が設置されました。
さらに、その部屋に被災者が置かれました。
さらにさらに、2階の部屋には楊枝が撒かれました。
そして、2階の部屋にも2×2の大きな空間が設置され、その中心に大きなペットボトルが置かれました。
つまり大きな障害物です。
はいっ、M&Yのロボットはそのようなものは想定されておりません。(きっぱり)
さらに、これまで無かった十字路も設定されました。
もう何でも有り!
しかし、相変わらず、堅実な走りで、楊枝を蹴散らして進み、5回目の競技でも(もちろん満点ではありませんが)まあまあの成績でした。
途中、2つ目の部屋の出口で迷走しましたが、運良く部屋を出てくれて、傾斜路の下で迷走を続けてくれたので、Mは自分から「競技進行停止」を宣言して、ロボットを傾斜路の下に置きなおしました。 本当に、あのときロボットが迷走中に偶然にも2つ目の部屋を出てくれて助かりました。
さて、他のチームの状況はどうかな・・・と見ていると・・・
柵の中の住人から「カツ丼を買って来い」指令が出たので、高専チームのメンターの椛沢先生と一緒に「カツ丼探しの旅」に出ました。
おかげで、5回目の競技の、その他のチームはほとんど見られませんでした。
まあ、「カツ丼」は、1階のフードコートの日本食屋「ハモル(?)」のメニューにあったので、そこで「もう全員かつ丼でいいや」と5個注文しちゃいました。 そしたら、その最中に「かつ丼買わなくていい」とか、メールが届いたので、私たちはちょっとパニクリました。
なにせ、その「かつ丼」の1個が凄い量だったので・・・
とりあえず、会場にもどり、メンバー1人に1個の「巨大かつ丼」を渡して・・・「これ、責任とって食べてください(笑)」
ちなみに、私は、ご飯を半分残しました・・・
シンガポールは、物価がそれほど安いとは思わないのですが、食事は安いです。
今回のRoboCupの会場であるサンテックコンベンションセンターの1階にあるフードコートでは4SGD~5SGDで一食済みます。 1SGD≒70円なので、280円~350円ですね。
でも、500mlの水のペットボトルが1.5SGDなので100円くらいですか・・・
で、本日のかつ丼は8SGDと、普通の2倍の値段でした。 まあ、それでも560円なんですけどね。 でも、味はまともで、美味しかったです。
M&Y母にもかつ丼の刑?でいいや、と思ったら、「なんでも良いけど、かつ丼は勘弁して」ということだったので、叉焼飯をテイクアウトして渡しました。
話が大きくずれました・・・レスキューBの話に戻ると・・・
午前中の他のチームの競技状況がどのようなものだったか、ほとんど見られませんでした。
まあ、午後に確認すれば良いや・・・
などと安易に考えていたら・・・
1階の1部屋目にも楊枝が撒かれたそうです。
さらに、2部屋目の大きな空間にスピードバンプが斜めに設置されました。
(M&Y最大の危機!)
これを乗り越えて進まなければ、被災者の得点も全く入りません・・・
一応メンバーには「無理すんなよ!」と声をかけてみていました。
さあ、午後はどうなるか・・・他のチームの競技状況も気になるし・・・
ところが、本日13:00から日本チームのメンターだけでミーティングをする約束があったことを思い出しました。
(こんなことを書くと、怒られますが・・・ミーティングはあんまり意味が無かったと感じました)
ちなみに、最初にメンターミーティングをするハズだった部屋に入ったら、何人かの人がいました。 実は、その部屋はイスラム教の人たちがお祈りをするための部屋だったらしいです。 そんな部屋を用意するのも世界大会ならではですね・・・と、感心しました。
そんな状況で、M&Yの6回目の競技は結局見られませんでした。
他のチームの競技も・・・
Mに「どうだった?」と聞いたら、
M「まあまあだった」
私「えっ、だって楊枝があったじゃない」
M「1部屋目は、確実方式にしたので、何とか抜けた」
私「じゃあスピードバンプは?」
M「ちょっと迷走したけど、結果的には被災者も発見したし抜けれた」
私「2階の大きな障害物の先の被災者は?」
M「そこまで行けなかった」
私「ああ、そう」
という感じで、奇跡の走行だったそうです。
(これも、M&Yかつパワー伝説の復活か!?)