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Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

Rescue-B Rules 2012 3.3 Start of Play:

2012-03-14 | Rescue Rules 2012

今回のお題は「競技開始」です。


3.3 Start of Play:

3.3.1 The round begins at the scheduled starting time whether or not the team is present/ready. Start times will be posted prominently around the venue.

3.3.1 チームの準備ができていなくても、決められた競技時間になったら、競技は開始されます。競技のスケジュールは会場に掲示されます。


3.3.2 Once the round has begun, robots are not permitted to leave the competition area for any reason. Each round will last a maximum of 8 minutes

3.3.2 競技を開始したら、ロボットを競技アリーナから持ち出すことはできません。各々の競技時間は最大8分です。


3.3.3 Calibration is defined as the taking of sensor readings and modifying robot program to accommodate such sensor readings. Once the clock has started, teams may calibrate their robot in as many locations as desired on the arena, but the clock will continue to count down. Robots are not permitted to move under power while calibrating and no points are scored while a team is calibrating.

3.3.3 較正はセンサーの値を読み出し、それに合わせてプログラムを修正することです。競技が開始された後には、チームはアリーナの様々な場所で較正をすることができます。ただし、較正に時間を掛ければ計測走行の時間が減ることになります。較正している間は、ロボットを試走させることはできません。 また、得点にもなりません。 


3.3.4 Calibration time is to be used for the purposes outlined in 3.3.3 and not for pre-mapping of the arena and/or victim location. Any and all pre-mapping activities will result in immediate disqualification of the robot for the round.

3.3.4 較正は3.3.3で概説される目的のために使われます。競技アリーナの迷路や被災者の位置をプログラムに組み込ん(プレマッピング)ではいけません。 迷路や被災者の位置をプログラムに組み込んだ場合には、競技の参加資格がなくなります。


3.3.5 Before a scoring run is started, a dice will be rolled to determine the location of the black tiles. The position of the black tiles will be revealed to the team until after they are ready to start a scoring run (see 3.3.6). Referees will ensure the combination of black tile placement result in a maze that is 'solvable' before a robot begins a scoring run.

3.3.5 計測走行の前に、サイコロを投げて黒い床のタイルの位置を決定します。チームが計測走行(3.3.6を参照)の準備ができた後に、黒い床のタイルの位置がチームに示されます。 ロボットが計測走行を開始する前に、『解ける迷路』になるように、審判は黒い床のタイルを配置します。


3.3.6 Once teams are ready to perform a scoring run, they must notify the referee who will indicate to the team captain to start the robot. Once the robot is underway, the referee will place the black tiles (also determined by roll of dice as per 3.3.5).

3.3.6 計測走行の準備ができたら、チームはロボットをチームキャプテンにスタートさせる指示をする審判にその旨を伝えます。計測走行がスタートしてロボットが動き出したら審判は(3.3.5でサイコロを振った結果で)黒い床のタイルを設置します。


3.3.7 Once a scoring run has begun, no more calibration is permitted (this includes changing of code/code selection).

3.3.7 一旦計測走行を開始したら、再び較正をすることはできません。(プログラムの修正やプログラムの切り替えもできません)


こんなかんじでしょうかねぇ。

やっと、ルールの本質的なところまでたどり着きました。

競技のスタートについてです。

競技時間は8分間です。

その8分間で較正と計測走行を実施しなければなりません。

3.3.1はあらかじめ決められた競技時刻になったら、チームが来ていなくても競技は勝手に始まるよ! というものです。

ですから、競技開始時刻は、しっかりとチェックしておいてください。

前回の関東ブロック大会でも、あらかじめ決められた競技時刻になったら、競技の時間計測を開始しました。 パドックにチームを呼びに行くこともしませんでした。 さすがに、レスキューBは大人なチームが多かったので、ちゃんと競技開始時刻を把握していて、8分間を有効に使って競技をしていました。

3.3.2は競技を開始したら、ロボットをパドックに持ち帰ることができません。 そのため、プログラムの修正などは競技アリーナ(の近くで)実施する必要があります。 チームは8分間という短い時間でいろいろやらなければいけないので、けっこう焦ります。 そのため、パソコンを地面に置いたまま放置したり・・・結構危険です。 落ち着いて競技に臨みましょう。

3.3.3は元々3.3.4に書かれていた内容がそのまま番号が変更になっただけのものです。

較正は、センサーの値を読んで、それに合わせてプログラムを修正して、ロボットにダウンロードします。 ここで、注意が必要なのは・・・ロボットを試走させてはいけません。 でも、センサーを読んだ値をプログラムに入れ込んで、実際にちゃんと動くか確認したいですよね。

でもダメなんです。(合掌)

3.3.4は、明確に「決め撃ち(プレマッピング)」を禁止しました。

迷路の状況や、被災者の位置、障害物や瓦礫の位置など、あらかじめプログラムの中に仕込むのはダメです。 もし、仕込んでいることが判明した場合は競技に参加できません。

失格ということですね。


そんなこと、やる奴いないよ!

と、思われるでしょうか・・・世界大会にはいろいろな国のいろいろな考え方のチームが参加します。 2010年のシンガポール世界大会、2011年のイスタンブルール世大会、2回共に、きめ撃ちチームは存在しました。 あらかじめプログラムで仕込んで置いた位置でランプを光らせて・・・被災者発見! そんなので満点をたたき出したチームがありました。

・・・勿論失格になりましたケド・・・


3.3.5は、計測走行の準備ができたら、サイコロを振って、黒の床の位置を決めます・・・

まあ、現実的には運営が難しいと思いますが・・・これも決め撃ち対策なんでしょうね。

a maze that is 'solvable'

と書かれているのは、全ての経路に黒の床を置いてしまったら、当然出口には行けないことになります。 そのようなことが無いように、(審判は)良く考えて黒の床を設置してください。 ということです。

元の3.3.5が、3.3.6と3.3.7に分裂しました。

3.3.6は、較正が完了して、計測走行をする場合は、審判に申告してね!

3.3.7は、一旦、計測走行を開始してしまったら、(たとえ8分の時間が残っていても)もう一度較正をすることはできないよ!

というものです。

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エア・ギア

2012-03-14 | ブログ

ちょっと昔のマンガを読んでいます。

週間少年マガジンに掲載されていたのですが・・・

掲載が2002年ということは・・・社会人になってから、結構してからも少年漫画を読んでいたことになりますねぇ。


このマンガ・・・何が好きかって・・・ちょうど世界観が Jet Set Radio と同じだからです。

これ、どちらかが意識してあわせたのかなぁ。


ところで、この エア・ギアの中に出てくる、A・T(エアトレック)の説明に、「メモリースティック」というのが、出てきます。

メモリースティック:そう、ソニーのデジカメとかに使われるアレです。

マンガにも、その形が描かれていて、ご丁寧に「SONY」の表記もあります。

これは・・・コラボなんでしょうか?

まあ、正確にはメモリースティックDUOですけどね・・・(笑)

現在では、SONYのデジカメは(メモリースティックも使えますが)普通のSDカードになってしまったので、このメモリースティックもいずれは・・・

「メモリースティックはなくなるの!?」という新聞広告を残して、消え行く運命なのかもしれません。(笑)

メモリースティックが一番使われていたと思われるPSPにしても・・・PS-Vita がメモリースティックでなくなった時点で、メモリ-スティックの時代の終焉を告げたように思えるのですが・・・


そういえば・・・我家で永い眠りについている、AIBOも確かメモリースティックでしたねぇ。

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