Re: The history of "M&Y"

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Rescue-B rules 2013 1.3 Floor:

2013-03-02 | Rescue Rules 2013

今回のお題は「床」です。


1.3.1 Floors are a light color (white, or close to white). Floors may be either smooth or textured (like linoleum or carpet), and may have steps of up to 3 mm in height at joints between rooms. There may be holes in the floor (about 5 mm diameter), for fastening walls.

1.3.1 床は、(白か、白に近い)明るい色にします。 床は滑らかにするか、リノリュームまたはカーペットのようなものを敷きます。モジュールの接続部分には最高3mmの段差があるかもしれません。 また、 壁を固定するために、(直径約5mmの)穴が、あるかもしれません。


1.3.2 Through the arena, there may exist black tiles that represent “no go” spaces. Black tiles will be placed randomly at the start of each round (see 3.3.7). Black tiles may not be completely fixed.
1.3.2 アリーナの経路の中に、通行禁止を表す黒いタイルが、配置されます。 黒いタイルは、各々のラウンドの初めにはランダムに設置されます。 黒のタイルは完全には固定されません。


1.3.3 Rooms are placed in a way that the floors are level.

1.3.3 部屋は床が同じ高さになるように配置します。


こんな感じでしょうかねぇ。

この章も、基本的な変更はありません。

しかし・・・文章が変わっているのに、赤くなっていないのは何故なのでしょうか!?

意味が同じで表現(文章や単語)を変えただけのものは赤くしいないルールにしたのかなぁ。

黒のタイルは「完全には固定されません」という説明が追加されました。

完全には固定されない・・・というのは、完全では無いが、多少は固定される、ということです。

本来、黒のタイルは固定しなければならないのに・・・ルールで、ラウンド毎に、貼ったり外したり・・・そりゃ、固定できませんよね。

で、2011年ルールでは、ロボットは・・・黒の領域に入ったら、すぐにバックして出ます。

黒の領域に5秒間入っているとペナルティだったから・・・

あっ、やべぇ。 ここは、黒のタイルじゃん。 すぐにでなきゃ・・・

しかし、2012年ルールでは、「黒の領域を抜けるとペナルティ」になりました。

つまり、「抜けなければペナルティではありません」

このため、黒の領域に入ったロボットが、黒の領域の上で方向転換(180度回転)することが多く、その動作で黒の領域が動いて(ズレて)しまうことが何度もありました。

また、黒のタイルに入って、どんどん進んで、壁に突き当たって、それでもどんどん進む・・・

こんなロボットが、黒のタイルをどんどん動かしてしまうのです。

そういうチームに限って「何で黒のタイルが動いちゃうんだよ!」と文句を言ってくるので・・・

これが、今回のルール変更になったのですね、きっと。


だから、黒のタイルは、動くかもしれないから、そっと、やさしく、抜けましょう。(笑)

ところで、1.3.2に、「しれっ」と、書かれている・・・黒の領域はランダムに配置される・・・

これは、ルールが良くないと思います。

黒の領域をランダムに配置したら、迷路を抜けることが出来なくなってしまうかもしれません。

黒の領域は、(ランダムではなく)ロボットが迷路を抜けることができるような位置に配置されるべきです。

また、この書き方だと、競技毎にランダムに配置するように解釈されるかもしれません。

そうすると、競技の公平性がなくなってしまいますよね。

コメント
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