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さて、時計のハードは完成したのですが・・・
ちゃんとした時刻を表示しなければ、時計ではありません。
つまり・・・時刻合わせをする・・・という作業をしなければなりません。
と言っても、時計には押しボタンのスイッチが2個しか無いし・・・
これで、できるのかなぁ。
仕方が無い・・・マニュアルを読むか・・・
iPadにダウンロードしておいた英語のマニュアルを読みます。
マニュアルにはフロー図もあったので、何となく判ってきました。

普通は時刻表示で、SW1を押すと、日付表示に・・・
もう一度SW1を押すと時刻表示に戻ります・・・
時刻表示の時に、SW1を長押しすると、時刻を設定することができます。(秒、分、時の順)
日付表示の時に、SW1を長押しすると、日付を設定することができます。(日、月、西暦年の下2桁)
さらに・・・日付表示として DDMMYY と MMDDYY が選べるらしいのですが・・・
どちらにしても、YYは西暦4桁の下2桁なので判りにくいです。
(日本人としては、せめて YYMMDD が欲しい)
さらに、さらに、いろいろな設定はできるらしいのですが・・・
もう、そこまで手が回らないので・・・
単純に、時刻と日付だけ合わせて、終了にしました。
とりあえず、時計としては使えそうです。
制御基板にわざわざボタン電池を搭載しているので、コンセントから給電しなくても時計として機能するのか確認してみると・・・
それは、ダメなようです。(つまり、コンセントから給電している間だけ時計として機能する)
で・・・一端電源を切っておいて、寝る前に、もう一度電源を入れたら・・・
ネオン管が一回だけ光って、終わり・・・
えっ!?
Nixie管が光りません。
もう一度、電源を入れなおします。
やっぱり、ネオン管が一回光っただけで・・・Nixie管はうんともすんともいいません。
もう、壊れたの!?
なんとなく、ヒューズが切れたのかと思って、確認とかしてみたけど・・・
問題ありません。
えっ~と、何で!?
裏のSWを押したら・・・
時計が復活しました。
どうも・・・Nixie管やネオン管の寿命温存のために、夜中(24:00から06:00)には表示をしない設定がデフォルトで入っていたようです。
壊れてなくて、良かった!!
捕捉:上では、電源を抜いたら、時計が止まってしまうと書きましたが、私の勘違いだったようです。 ACアダプタを外しても、時計の機能は動いているようです。 少なくとも半日後にACアダプタを接続しいたら、正しい時刻を表示していました。
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