競技三日目(ラウンド7)
今日は、ラウンドは1つだけ・・・
しかも・・・凶暴なコ-スです。
確かに、最後のラウンドは難しくするって言っていたけど・・・
Fredrik !! これ正気ですか!?
大きな障害物が、黒のタイルの周りに2つも・・・
そして、高さ1cmの角材がスピードバンプに・・・
しかも、3タイルに渡って斜めに設置されています。
バンプの一部は黒のタイルにも入っています。
大量の楊子と串・・・
厚さ1cmの板(スピードバンプ)
いや、もう、なんでもありですね。
私は・・・指示のとおり、コースを作っていて・・・「これを越えられるチームは居るのかなぁ」と、本気で考えましたよ。
で、競技が始まると・・・
このコース、どのチームも難儀しています。
スタートタイルは2階なのですが、2階から抜けられないチームもあります。
さて、そんなコースをいよいよ「花鳥風月」が挑戦します。
まず・・・こんなに障害物が多いコースなので、タイヤでなく、クローラに交換して挑戦するのかと思っていたところ・・・Yが持ってきたロボットはタイヤのまま・・・
それで大丈夫なのかなぁ・・・!?
2階のスタートタイルに置かれたロボットが動き出しました・・・ロボットはいつものとおり、淡々と進みます。
まずは、2階の部屋を出て、すぐに傾斜路を下りて1階へ・・・
1階でも、淡々と進みます。
串が撒かれたところも、難なく進んでいきます。
順調に被災者を発見し、レスキューキットのサイコロを配ります。
一箇所だけ、サイコロが転がりすぎて15cmの範囲に入らないところがありました。
しかし、それ以外は順調に得点を重ねます。
1cmの角材のバンプも問題なく乗り越えます。
厚さ1cmの板も乗り越えます。
とうとう1階を全て探索して、傾斜路を上りはじめました。
あとは、2階のバンプを乗り越えて、スタート地点に戻るだけです。
ロボットは淡々と進み、スタート地点で停止しました。
「ふぅ~!!」
う~ん、なんだか判らないけど、これまでの不幸を哀れんだ神様が手を差し伸べてくれたのでしょうか?
うまくいき過ぎです。
結局、この凶暴なコースを完走できたのは、参加23チームの中で「花鳥風月」だけでした。
で、被災者の数も多かったので510点をたたき出しました。(満点は530点)
ラウンド7の最高得点です。
その結果、「Croatian Robotic association」と「teamohnename.de」 を抜いちゃいました。
1位の「DaLu」」との差は120点(本当は50点)なので、まあいい勝負だったかな
活動方針を「楽しむ」にした割には、なんちゃってロボット活動でも、結構行けちゃいましたねぇ。
何となく・・・クイズ番組で・・・
「最後の問題は得点が2倍です。」
「え~、今までの努力は何だったの !?」
という感じでしょうか。(笑)
一方、かわいそうなのは、抜かれた「Croatian Robotic association」と「teamohnename.de」です。
これまで、ほとんどミスが無く、ほぼ満点の点数を並べてきたのですが、この最後の凶暴なコースだけ得点が出ませんでした。
「Croatian Robotic association」は105点、「teamohnename.de」 は40点です。
たった、それだけで・・・おもちゃのような LEGOロボットに逆転されちゃったのですから、悪夢です。
ちなみに、Yは、前日の夜に4位であることと、上の3チームが鉄板チームであることを聞いて、とっても憂鬱な状態だったそうです。 もっと、下位だったらあきらめもついたでしょうが・・・さすがに「4位定位置」では、ねぇ。
競技が始まるまでは、とっても空気が重い・・・感じだったのですが・・・
ロボットがスタートタイルに戻って停止すると(競技が終わると)、急に朗らかになりました。
とにかく、やることはやった(彼らのロボットが・・・ですが)
結果として・・・まあ、とにかく・・・
「花鳥風月」は幸運にも個別競技で世界第2位になりました。
思えば・・・「M&Y」も「花鳥風月」も運が良いです。
毎回、(何やかや言っても)世界大会に参加できるし、大会会場では仲良しの友達も沢山・・・そして、賞状も持ち帰ることができて・・・
2010年に初めてレスキューBが開催されたときは優勝、2012年も優勝、2013年は3位、そして今年は2位・・・
(あれ、2011年は!? ・・・ それは聞いてはダメ 笑)
自分達ばかり楽しんで、すみません・・・・(笑)