Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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RoboCup 2014 のロボット活動 その4

2014-08-08 | RoboCup2014

今度はSuperTeams の話です。


レスキューBの SuperTeams のルールは単純で、

・フィールドには、外壁だけで、中には壁が一切ない

・2階は白タイル6枚と銀タイル6枚の市松模様

・1階は白タイルだけで、傾斜路に接した4×4は白タイルで、次の1列だけ白タイルが無くて、そこに砂が撒かれた

・2台のロボットはそれぞれ、傾斜路の上の踊り場と下の踊り場からスタートし、傾斜路を進むことはできない。

・審判がサイコロを振り、3個の発泡スチロールのボールを銀のタイルの真ん中に配置する

・2階のロボットはボールを集めて、傾斜路から落とす

・1階のロボットは落とされたボールをキャッチして砂の上に移動する

・競技進行停止などはなく、一発勝負

こんな感じでした。


3個のボールを砂の上に置けたら終了で、時間が短いほうが勝ち


で、ルールの意図とは別に、2階のロボットは、ほとんどが決め撃ちで、単純に全ての経路を進んでボールを集めて、傾斜路から落としていました。

1階のロボットは、タイマーで動き出し、ロボットが砂に着いたら終了

という、なんとも、「これ、レスキューなの !?」という動きでした。


現地で作らせるには、これくらい単純なのが良いのですかねぇ。


SuperTeamsのグループは、運営側がくじ引きで勝手に決めました。

「花鳥風月」のパ-トナーは、オーストリアの「Urban Robots」です。

このチーム・・・初期のゲームでは温度センサーを搭載せずに、被災者を発見することができないという、とんでもないチームでした。(笑)

まあ、このSuperTeamsでは、温度センサーは関係ないから・・・

「花鳥風月」の2人は、パドックを「Urban Robots」のテーブルに移して、一緒に作戦を練ります。

言葉はおぼつかないのですが、絵や図で説明して、コミュニケーションを図ったとか・・・

とにかく、「花鳥風月」が2階、「Urban Robots」が1階の担当になりました。


競技は3回あったのですが・・・

1回目は、「花鳥風月」のロボットが壁にぶつかって、ずっと障害物回避の動作になり、何もせずに終了しました。 ごめんね「Urban Robots」


2回目は、1回目の反省が活きたのか、2個のボールを落とすことに成功しました。 しかし、最後のボールはタッチは出来たのですが、落とすことはできませんでした。

1階の方では「Urban Robots」が、2個のボールを砂地に運ぶことに成功しました。


2回目の動きに気を良くして・・・

3回目は、とうとう3個のボールを1階に落とすことに成功しました。

そして、 「Urban Robots」も、3個のボ-ルを砂地に運ぶことに成功しました。

これで、満点!!

時間は、掛ったので優勝ではありませんが、もしかしたら SuperTeams でも賞状がもらえるかも・・・と期待しちゃいました。


会場での公式な成績発表が無かったのですが、表彰式の直前に、表彰チーム一覧を持ったボランティアのお兄さんに確認したら、私たちのチーム(「花鳥風月」と「Urban Robots」)は2位でした。


ということで、SuperTeams でも2位になりました。

相手チームのメンターと一緒に喜びましたが・・・

所詮、SuperTeamsの方は、くじ運と言うか・・・お祭りだから・・・

それでも、やっぱりうれしいですねぇ。



ところで、ここ2年(2013年以降)は、全ての参加チームがスーパーチーム戦に参加できるようになりました。 それ以前は、個別競技の上位12チームだけがス-パーチーム戦に参加できました。

2位をもらっておいて、文句を言うのも、なにですが・・・

競技としては、上位チームだけが参加できたほうが、スーパーチーム戦の価値が高いと思います。 また、全てのチームが参加するとなると、組む相手のレベルによって、結果がある程度決まってしまいます。 (単純に、出来の悪いチームと組まされたチームがかわいそう)
教育的配慮なのでしょうが・・・これは以前の形式に戻して欲しいです。

コメント
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