RCJJのHPに「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2020和歌山の競技運営指針を公開しました。」と掲載されました。
で、早速、2020年の競技会の運営指針を読んでみました。
RCJJ2020_Competition-Guideline-v1.pdf
では・・・順番に読んで、随時突っ込んでいきたいと思います。
まず、共通ルールの「1.リーグ」ですが・・・
文章は「ジャパンオープン和歌山では・・・2つのリーグを用意します。」という文章です。
「用意します」という表現が??? という感じです。
普通に「2つのリーグの競技を実施します。」が自然なのではないでしょうか。
次に、共通ルールの「5.チーム関係者の競技運営参加」ですが、理事会の議事録で検討された、新しい試みのようです。
チーム関係者(メンター,保護者,OBOG)は、ジャパンオープンにて 1 チームにつき1人以上,競技運営に協力いただけることとします。
1チームにつき1人以上は競技スタッフとして協力しなさい、というものです。
まあ、もともとロボカップは、参加者全員で運営する競技会なので、全員が公平にスタッフをすることには賛成です。
World League(ワールドリーグ)の説明のところに「上位チームを世界大会(RCAP2020 を含む)へ推薦します。」と記載されました。
そう、RCAPへの推薦もRCJJが実施することになるようです。(まあ、これが良いのか悪いのか? 所詮 RCAPはオープン大会なので・・・)
あとは、リーグ毎に概要が書かれているので・・・興味のあるレスキュー中心に見ると・・・
Rescue Line と Rescue Maze は2020年ルールで実施すると書かれています。
うん、なかなか勇気のある判断です。(素晴らしい!)
Rescue Simulation は、2019年ルールでやる(プラットフォームが公開されないとできないので、前年ルールでやるのはしかたがありませんね)のですが・・・示しているルールが英語版です。 何で、Rescue Simulation は、ルールの翻訳をしないのでしょうか? 参加者を増やす活動が全くできていない感じです。(参加者を増やす気が無いのでしょうかねぇ)
最後に、NIPPON League(日本リーグ)について書かれています。
各競技ごとに参加資格が書かれていますが、同じような条件が並んでいます。
その条件の2つ目は
ジャパンオープンの表彰チーム(プレゼン賞や特別賞は除く)に所属する選手は、年齢に関係なく翌年は WL へのチャレンジを奨励します。
というものですが・・・「推奨」なの? 強制WLへの移行じゃないの?
そして、3つ目は
WL 出場経験が 1 回以上ある選手は、NL への出場経験がない場合であっても、NL への出場 は不可とします。
というのがあります。こちらは「推奨」ではなく「不可」です。
NLで頑張ったので、一回試しにWLに出てみるか・・・とチャレンジしたものの、やっぱりWLは厳しかったので、NLに戻ろう・・・と思っても戻ることができません。この3つ目の条件は何故必要なのなのでしょうか?
とりあえず・・・こんなところです。(笑)