不動産価格サイクル理論を。<o:p></o:p>
面白いサイクルの考え方だ。マクロ経済のDD-SS分析の展開に似ている。(日経新聞 7月1日 2009年参照)<o:p></o:p>
惜しむらくは金利概念が抜けていると感ずる。<o:p></o:p>
不動産の循環としては、資産増加↑が担保増加↑につながるが、低利資金の投資先探しから不動産投資に向かう構図(1988バブル)が見られる特徴がある。<o:p></o:p>
供給サイドから分析すると、①不動産の需要増加↑、②空室率の低下↓、③賃料の上昇↑、④利回りの向上↑、⑤取引価額の上昇↑、⑥利回りの低下↓⑦不動産の見直しに連動している。<o:p></o:p>
需要サイドと投資サイド(新たな供給サイドとなる)からみると①景気の上向きでオフィスニーズの増加↑、②アブソープション(実入居率)の増大↑、③支払い賃料の増加↑、④金融の投資先としての不動産への着目、⑤不動産投資の活性化と新規開発の仕込みと取り組み、⑥不動産取引バブルの発生、⑦不動産需要の低下と新規開発による供給過剰<o:p></o:p>
となる。このように、景気により実需(収益還元法による価額上昇)と投資及び新規開発(開発、建設期間分3年は意思決定時より遅延する)の波が発生する。モデルとしては需要・供給・投資と新規供給の3面となり、金利や利回りは大きなパラメーターである。<o:p></o:p>
提示されたモデルでは3象限に金利と開発者の開発選好性を入れて、タイムラグモデルを入れ、4象限に繋げると需要と供給のギャップモデルとなるのではなかろうか。