都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

京の花街(大田達 平竹耕三 他)は花街(かがい)に関する必読の著作

2009-07-04 15:57:57 | 京都

京都の花街の発祥は茶屋でお茶と団子が起源というのは始めて知りました。六条三筋町から島原に太夫がいて、それから五花街(祇園、北野天満宮との関係)への発展、明治の女紅場、歌舞練場の展開も楽しめます。 <o:p></o:p>

 茶屋建築と町並み保存については上林研二さん(サンアトニオ水都物語の訳者だ!)のご苦労に思いを馳せました。<o:p></o:p>

 ご興味ある方にはお奨めの著作です<o:p></o:p>

なお、東京の三業地について、P44に置屋・料理屋・検番とあるが、置屋、料理屋(仕出屋)、茶屋(待合、揚屋とする場合もある)ではなかろうか。また、料亭と仕出屋の関係も仕出屋の茶屋機能の付加を料亭とする見解もある。参考までに( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E8%8A%B1%E8%A1%97 )、置屋・揚屋・検番 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AE%E5%B1%8B )<o:p></o:p>

 京都でも、置屋・お茶屋の一体化が書かれているが、大きな特化型お茶屋もあるので、その分業や島原の太夫から芸妓、舞妓の変遷もさらに知りたいところだ。<o:p></o:p>

コメント
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