宵山で夕方の驟雨があり凌ぎ易い。祇園祭の日和神楽が心地よい。しみじみと心に染みる。こういう風情が本来のお祭りかもしれない。<o:p></o:p>
室町、新町は夜店でまさに芋の子を洗うような混雑で、ゆっくり屏風祭りとはいきません。考現学(今和二郎先生)のように夜店を分析すると多いのは、油由来の「から揚げ」、「フランクフルト」、「牛肉焼」が従来の「たこ焼」、「焼きそば」、「お好み焼」の粉ものより優勢のようだ。客層も10代、20代のグループが多いのでむべなるかな。とても楽しそうで大変良い。熟年は大型カメラを抱えてご夫婦でゆったりというのもちらほら。それにしてもビールの夜店が多い。最近はきゅうりの一本漬け(200円)というきゅうりの漬物を棒にさしたものもある。(同じものは大原でよく見かけたものです)<o:p></o:p>
宵山は3日間となっている。この前にもう1日、夜店のない屏風祭りの日を設けてはどうだろうか。出来るだけ屋外の照明も落としてしっとりと楽しむ祇園祭を熟年に楽しんでもらう夜だ。ホテルと割烹、料亭とセットにして「大人の祇園祭」としてはどうだろう。宿泊もセットにして翌朝は5時(日の出)から神社・仏閣の見学を盛り込む。東山は朝日の影になるので、嵯峨野などが楽しめるかもしれない。もっと手軽に、鴨川から朝日と東山を眺めるのも趣がある。朝食も会席よりも、京都の誇るコーヒー店で楽しんでもらうと良い。スマート、イノダ、前田、小川もある。和食も朝方から楽しめる瓢亭などもあるが、錦あたりで市場の朝ごはんが漬物と楽しめると楽しい。市場の朝ごはんの集客は築地を見れば明らかである。美味しいご飯と漬物、豆腐そして出汁の効いたお味噌汁があれば佳いだろう。<o:p></o:p>
お祭りは賑わうが、不満足な方も多い。勢いだけではなく、しっとりとした情感や安らぎをもとめる方へのシナリオ作りも大切だ。<o:p></o:p>