都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

お仕事の区分:売れるものを作る、売る仕掛けを維持する

2011-10-08 07:00:09 | マクロ経済

 最近、色々な企業の方とお話をする どの企業も同じようなものを作っている 経費削減と営業力という そうだろうか ユニクロは商品開発(新機能と垂直統合) 売れるものを作る企業は創造力とリスク・テイクがある。<o:p></o:p>

売れる仕掛けは営業力なのかも知れないが、飽和市場における顧客対応であろう。デパートの接客や馴染み客へのきめ細かい気遣いが見本である。<o:p></o:p>

 世の中、売れるものを作るか売る仕掛けを維持するかの2種類に企業や働き方が分かれている。これからの日本は、他の製品やサービスと違う、「売れるもの」を考えるべきだ。飽和した市場に売り込むためには価格の低下や競争激化があるからだ。それよりも「買いたい」と思わせる企画と差異を考えるべきだろう。<o:p></o:p>

そのためには会社の経営戦略と組織の変革が必要だ。例えば、事業部が勝手に動いて創造的だったソニーは、今や管理され「すぐ」売れるもの志向になった。そして、面白い製品が消えた。短期的な方策では中期的に売れるものは出来ない。<o:p></o:p>

楽しく働くことが明日の活力になる。マネージメントと創造力のトレード・オフはある。いまこそ昔はやったダブル・ラダー、ダブル・ボスのように専門と管理のボスを両建てにすべきかも知れない。内なる管理より、お客の喜ぶものづくりがもっと注目されるべきだろう。企業内部も、今までの「株式持合い型」では、組織(内部志向)で代替案など提案の出来る調整型が重んじられた。しかし、いまや顧客提案の出来ない企業は売上の面から競争力を失う。企業として組織としての協調とともに「創造性」が求められよう。そのような人材と組織が今後の課題であろう。その姿は企業の内部分化と統合、つまりは小規模・分散でプロジェクト対応の柔軟な組織であろう。(企業内転職のような状態)専門性とマネージメントの融合を図る必要がある。<o:p></o:p>

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