都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

アメリカ選択なき選択(安井明彦):知見は面白いが、マクロ経済の背骨が薄い、読んで楽しいが

2012-10-22 06:07:14 | マクロ経済

 散文のようだが、柱は<o:p></o:p>

①無党派層の意向が政治を左右<o:p></o:p>

②富裕層の負担増加(現状の負担税率が低すぎる)<o:p></o:p>

③学歴プレミアム(生涯給与、失業率、退職金)の格差拡大<o:p></o:p>

④福祉や自由貿易の有効性より、ズルやただ乗りの拡大での反発<o:p></o:p>

⑤富裕層にならった中間層の身の丈超えた消費→教育のためよい立地の住宅(本当か?)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 アメリカでは一流私立大学の学費が3万ドル/年に近づいているという。日本の私立の倍はする。更に、アメリカでは博士前期(修士)もMBAなど必要となり、学費だけでも2千万円近く必要だ。(ただしアメリカでは修士は普通で博士でないと珍しくもない)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 面白い内容だが、富裕層からのトリクル・ダウン・エフェクトの効果が薄いとか、レーガノミクスからの影響とオバマの政策対比などが欲しかった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする