都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

雪の桂離宮:初めての光景に出会った

2013-01-20 07:50:27 | 京都

 小雪舞う大寒の頃。案内は眼鏡の女性で大分なれた様子(~なのですが も流暢に)雪の桂離宮は初めてだ。寒さが厳しく防寒と雪対策の厚着でも寒風が見にしみる。空が鉛色になったり、抜けるような青空になったりと変化が多い。<o:p></o:p>

 木々の間に覗く書院や月波楼の景色がことのほか見通せる。<o:p></o:p>

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 松琴亭の前はうっすら雪で蹲踞に氷が張っていた。飛び石は陰に見え今まで見たことのない風景となった。室内もいつになく落ち着いた光と影で市松模様が外の景色と馴染み優しい。<o:p></o:p>

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賞花亭からの遠望する西山の愛宕山、北山の比叡山もくっきり見える乾いて透き通った空気。<o:p></o:p>

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 雪の桂離宮は格別だ。笑意軒の前の雪見灯篭に雪がかかる姿、前の水に氷が張り、雪がのる風情は静謐でかつ荒々しい。<o:p></o:p>

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 書院に掛かる木の枝の陰、白さが映える横から光。<o:p></o:p>

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 月波楼に差し込む冬の朝の光。桂離宮は冬が良いとつくづく思う。<o:p></o:p>

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 生きていて良かったとつくづく思う。今までの中でも特に印象に残った。感謝だ。<o:p></o:p>

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コメント
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