都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ネットのおかげでファイルが不要:スクラップの手間から、情報の結合による面白い発見が本当の物知り

2013-08-06 00:01:02 | 世情
 最近はファイルなどをほとんどしない。学会の論文でもかつてはコピーをとりに学会会館の図書室まで行くのが当たり前だったが、いまやネットで検索できる。しかも、日常の疑問や質問なども検索で解決する。英和辞典などもネットが便利だ。
かつて、アーバン・ミステリーのような「うまいラーメン」の情報もネットで検索でき、ラーメン評論花盛りになっている。ひそかに知っている隠れた名店はなくなってしまった。
 情報過多で物知りの地位は下がった。しかし知識を取りまとめ、語る力が必要となっている。つまりは本を読んだり、考えたりという教養と思索がないと面白みがない。

 気がついたら本棚は資料よりも絵画・洋書・専門書・エッセイという楽しみや研究の本が多くなった


コメント
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