都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

麺や マルショウ(大阪 豊中):素晴らしい完成度、欠点が無い上、幅が広い

2013-08-09 00:00:09 | 食べ歩き
 暑いなか、豊中駅から商店街を北に5分ほど歩き、千里川にかかる橋の手前。途中に6個100円のたこ焼きなどあり親しみが湧く、杉並の和泉町商店街を思い出した。

閑話休題、お店はカウンターのみで後ろがガラス扉、横に厨房の細長いお店、南向きで前に待ちの椅子がある。薄口醤油の日向ラーメン700円と豚めし300円にする。若い夫婦の経営のようだ、テレビもある。

ラーメンはスープに嫌味やくどさがなく端麗で出汁の旨みもある。葱は九条葱の青いところを繊切に、白いところを小口切りにして晒したようで、繊切りは繊維の食感と小口の歯ざわりが楽しめる。スープの味を変えないのも良い。メンマは細めの固めで歯ざわりが楽しい。チャーシューは巻きタイプ、かみ締めがある。まとまりが素晴らしい。
感心したのは麺で太めの四角い断面でかみ締めの弾力と旨み、表面のつるつるがとてもよい。つるつる進んで、黒胡椒を入れると更に好い。
 
豚めしは台湾風の香料と醤油のようで甘い。繊切葱と半分の卵と海苔1枚がのる。まあまあであり、ラーメンのスープが合いの手に引き立つ。一寸、テーブルの刻み大蒜を入れると美味しい。
 お店の中も綺麗に掃除してある。大蒜も切り立てだ。神経が細やかだ。引き出しも多いみたいだ

その後、裏を返して日向チャーシュー麺大盛り(1,000円)にした。麺が多く、池袋のごとうや高田馬場のべんてんを思い出す量と麺のうまさ。チャーシューは炙ったバラだが脂が多め。多い繊切り葱と小口葱を混ぜて食べると美味しい。時々の細めのメンマが、これまた旨い。さっぱりしていて良いな。試しにレンゲにとったスープに酢や大蒜を入れてみたがもうひとつ。胡椒一杯が好きだ。

 近くなら片っ端から食べてみたいお店だ。なお、お店の佇まいが経堂のはるばる亭を思い出した


コメント
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