批判の理由は、①ブランド認知と信用、②値段が高い、③裏ではやっていたが隠していた というところだろう。バブルまではホテルの飲食を利用していたが、その後はほとんどない。というのも、有名なホテルシェフの独立や、ホテルを経由しないで独立するシェフで街場の独立型のレストランが活性化したからだ。
ホテルでは宴会料理も最近は、原価の安いパスタ(のびのび)や焼きそば(屋台か)、ピッツア(自家製なのか)も多い。お酒も、どこか分からないワインやスパークリング・ワインが多い。
今回の偽装(または誤表示)は電鉄系のホテルでのケースが目立つが、ホテル専業は帝国はじめブランド管理がしっかりしているようだ。(ホテルマン自身の矜持か、それともホテル自体のプライドがあるのだろうか)
これは宴会やレストランの利用者減少のためだろう。結婚式もTake&Give Needs、Plan,Do,See などの占率が高くなっている。宴会は交際費切り詰めで激減した。すると固定費負担が大きくなり、普通は集客増加策なのだが、費用低減になったのだろう。また、ホテルの飲食は宴会料理もこなすため、直営といっても美味に関して優位性はあるのだろうか。(例えば、大規模な仕出しをする、和食料理店は、それだから美味しいと言えるだろうか)
レストランは食ベログなどで良い店は個店で流行る、それは個店の方が設備や設えの自由度が高いからだ。いまや、ホテルのブランドに頼らなくても、いや頼らない方が人を呼べる。価格でいうなら、俺のイタリアンなどの「俺の~」シリーズや格安行列店が多くなっている。さらに、ラーメンやうどん屋にもカップルが多く、「思い出」を作りにわざわざ遠くまで来ている。今や、ブランドや価格ではない。まっとうなお味と相応の値段で思い出になるお店が辺鄙でも行列でも選ばれている。(ネット情報をもとにすると当たり外れはあるだろうが)
今回の問題は、ブランド店でも大したものは使っていないというイメージだろう。今回のイメージ・ダウンで特に電鉄系のホテルの飲食は凋落の懸念がある。収益拡大の秘めたる策が明るみに出て、とんでもない逆風になった。貧すれば鈍ずるという見本だ。
その一方、安い食材を使っても「わからない」という食べ手の課題もある。舌でなく、「頭」で「能書き」を食べている。人は人情を食べるともいうが、お金で能書きを食べていたのではどうにもならない。ホテルを信用していたのにというのは、自分の「舌が信用ならない」の反語のようだ。これは、ネット評価や、「~だから美味しい」という情報過多の弊害もある。
しかし、「能書き」としての高額料理の権威は剥がれた。高額のプレミアムのありがたみが去ると、もう一度権威を取り戻す道程か、普通のお店になるかしかない。
いよいよホテルの飲食には行きたくなくなった。今後、ホテルはテナントとして実績なる有名飲食テナントを誘致した方が得策ではないか
ホテルでは宴会料理も最近は、原価の安いパスタ(のびのび)や焼きそば(屋台か)、ピッツア(自家製なのか)も多い。お酒も、どこか分からないワインやスパークリング・ワインが多い。
今回の偽装(または誤表示)は電鉄系のホテルでのケースが目立つが、ホテル専業は帝国はじめブランド管理がしっかりしているようだ。(ホテルマン自身の矜持か、それともホテル自体のプライドがあるのだろうか)
これは宴会やレストランの利用者減少のためだろう。結婚式もTake&Give Needs、Plan,Do,See などの占率が高くなっている。宴会は交際費切り詰めで激減した。すると固定費負担が大きくなり、普通は集客増加策なのだが、費用低減になったのだろう。また、ホテルの飲食は宴会料理もこなすため、直営といっても美味に関して優位性はあるのだろうか。(例えば、大規模な仕出しをする、和食料理店は、それだから美味しいと言えるだろうか)
レストランは食ベログなどで良い店は個店で流行る、それは個店の方が設備や設えの自由度が高いからだ。いまや、ホテルのブランドに頼らなくても、いや頼らない方が人を呼べる。価格でいうなら、俺のイタリアンなどの「俺の~」シリーズや格安行列店が多くなっている。さらに、ラーメンやうどん屋にもカップルが多く、「思い出」を作りにわざわざ遠くまで来ている。今や、ブランドや価格ではない。まっとうなお味と相応の値段で思い出になるお店が辺鄙でも行列でも選ばれている。(ネット情報をもとにすると当たり外れはあるだろうが)
今回の問題は、ブランド店でも大したものは使っていないというイメージだろう。今回のイメージ・ダウンで特に電鉄系のホテルの飲食は凋落の懸念がある。収益拡大の秘めたる策が明るみに出て、とんでもない逆風になった。貧すれば鈍ずるという見本だ。
その一方、安い食材を使っても「わからない」という食べ手の課題もある。舌でなく、「頭」で「能書き」を食べている。人は人情を食べるともいうが、お金で能書きを食べていたのではどうにもならない。ホテルを信用していたのにというのは、自分の「舌が信用ならない」の反語のようだ。これは、ネット評価や、「~だから美味しい」という情報過多の弊害もある。
しかし、「能書き」としての高額料理の権威は剥がれた。高額のプレミアムのありがたみが去ると、もう一度権威を取り戻す道程か、普通のお店になるかしかない。
いよいよホテルの飲食には行きたくなくなった。今後、ホテルはテナントとして実績なる有名飲食テナントを誘致した方が得策ではないか