都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

嵯峨野の柿を描く:狙いの柿はなく、紅さす山を背景に柿を中景でとらえる新しい構図

2013-11-24 07:11:51 | 趣味
 気が付くと東山に紅葉の色、観光客も多い

 例年お馴染みの柿のドローイング。8時前から自転車に画材と折りたたみ椅子(これがないと腰が痛くなる)を載せて走って、嵯峨野の決めていたサイトに。柿の実がない。どうやら烏に食べられたようだ。去年の柿も見事にない。バックアップのサイトでも柿の実がない。
 絵に描いたような紅葉の山の景色は描きたくなかったがやむを得ない。柿をいつもの近景でなく中景でとらえ、背景は嵯峨野の紅さす山、手前は稲刈りが終わった田にする。稲の跡がうねっていて面白い。紅葉の山の色が織り成す悦び、一本の柿の存在、稲刈りの株から生えた緑を対比させた。山の質感は透明水彩、水彩色鉛筆、不透明色鉛筆で仕上げた。

 パースが面倒ではないため構図は楽だ。いつもの絵は画角28mmくらいだが、今回のは50mm位な感じだ。山は樹種(竹、針葉樹、広葉樹 など)の描きわけに手間がかかる。しかも、様式化でなくまとめるのは時間がかかる。風は冷たい。4時間半程で完成。冷え切る、ご飯と長文屋で七味など、マリー・フランスでパン、ついでに漬物など買って帰る。

 黒の絵の具が崩壊、カワチで買おう。36年も使っているともたないのはしょうがない。

 バード・ウオッチングか長いレンズのカメラが多かった。

コメント
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