ここも70年代、アングルの特集で知り、秋葉原の石丸電気のレコード売り場で輸入盤を毎月数枚買った後に寄ったものだ。半チャンラーメンを初めて食べた。
席は7席で、カウンターの目の前で仕上がる。4人と3人で入れ替わり、注文はもちろん「半チャン」。大盛りやチャーシューメンも食べたが、お得で若い胃袋には半チャンのバランスが良かった。
ラーメンは鶏を丸ごと入れてから和風だしの顆粒を入れていたのを見たことがある。麺が昔風で、甘目のスープはあっさりに脂が浮かぶスープに刻み白葱、濃いめの支那竹、大振りチャーシューがおいしい。
チャーハンは塩と化学調味料、卵、チャーシューで作り置き、継ぎ足し方式は昔から。味にムラやご飯がだまになっているのもご愛嬌。
その後、再度東京勤務になり90年代半ばに開発プロジェクトの関連で良く立ち寄ったが、すでに塩っぱく感じた。
最近は、ラーメンだけで十分、懐かしいお味と雰囲気だ。
行くなら、行列に並ぶのが面白い