都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

経済は感情で動く : はじめての行動経済学(マッテオ・モッテルリーニ):古いが入門用に最適

2017-02-09 04:30:09 | マクロ経済

 古いが、まとめもあり入門用に最適。かつ脳との関連も言及してあり、「感情は理性を支える不可欠なパートナー」は貴重な意見で「うまくかみ合わせる」のが要点。同じ要旨の繰り返しが多いのが欠点で、再整理が欲しい。

 知見は多い:

・短期の株の売買は損→知合いに教えないと

・選択肢が増えると面倒になり買わない、迷いと葛藤はめんどくさい→「選択の科学」でも証明

・肯定面より否定面で選択→汚職やスキャンダルはダメ

・他との比較で悔しくなりたくないため、自分の評価が高ければ給与の低い職場を選ぶ→評価で定着率は決まる、また自分は平均以上と8割以上が考える、気になるのは他人→気にしないのが得

・専門家は間違う、その道のプロやベテランも間違う→自分で考える、人任せにしない、しかし自分自身も信用ならない

・最終レースは大穴バイアス(狙い)があり、普通の馬券が反対に大化けする→反対は儲かる

・プロスペクト理論→気づきだが、変曲点は損失で価値がマイナスにあるのは、「悪くて当たり前」を基準にしているためか、但し参照点(原点)はゼロにある。

・参照点はノルマ達成点になることもある→達成のストレスや負けが込んだ時の取り戻し期待、ノルマと報酬は両輪の輪と良く分かる

・参照点は比較であり%になる、変化・差異に敏感なことによる→絶対量で満足しない、年収が800万円を越すと収入増の喜びが伸びないという研究もある、そのくせ評価でボーナスが上がると少しの額なのに嬉しいというもの本当だ

・相互信頼と協力は快感をもたらす→利己的よりも利他的に

・楽しみにしていた行事が近づくと億劫になるのは「時間的な選好の逆転」→すぐにもらえるのと我慢する2つの選好性が我慢した結果、もういらないになったりするのは脳の仕組み

 ためになる「世界は感情で動く」の元祖

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