恵方巻は節分の行事として花柳界の伝説や海苔業界の思惑もあり、この20年くらいの間にコンビニ主導で定着したとのこと。当方、節分は豆まきに壬生寺お参りくらいに考えており恵方巻に興味がない。
その理由は
①まるかぶりはおいしくない(もともと切って食べるのが巻き寿司)
②高い、スーパーでも最低498円だった、客単価が高いためより盛り上げるのか
③買うのに混雑、長いものに巻かれるようで嫌い
正月が終わると、七草粥、節分の恵方巻、ヴァレンタインのチョコレートと波状攻撃みたいだ。この「同じことをする」という風潮が嫌いでもある。
そのうえ、玉子アレルギーで食べられるものが少ない。むしろ細巻きの鉄火巻きでも食べた方が美味しいと思う。(売っているものの90%には玉子が入っている、海鮮と穴子胡瓜くらいしか玉子なしはない)
閑話休題、コンビニでの恵方巻を売らねばならないフランチャイジー(店主)と買取りを依頼されるというアルバイト店員の問題が、NHK(コンビニにスポンサー契約がないため言えるのか)や日経新聞コラムで報道された。
今まで問題にならなかったのがおかしいと思うが、クリスマスのケーキなども同様の「その日しか売れない」商品で問題は同じという。
コンビニ以外のデパート、スーパーでも同じかもしれないが、夕方からは安売りになる。しかし買おうとも思わない。物販は欠品を嫌うため、廃棄前提は分かるが恵方巻やケーキは転用もできない。
売る方も売る方だが、買う方の問題もある。節分の豆を海苔で巻いた風雅巻( https://www.fugamaki.com/ ) などを代用にするのが良いと思う。ついでにうるめ鰯の干し物を海苔で巻くとより揃うし、日持ちがする。なにより酒のつまみになる。
または手巻き寿司で恵方巻にした方がおいしく安いと思う。このセットを売り込むのが良いと思う。
まるかぶり恵方巻が美味いと思っている方は少ないようにおもう。今後はどうだろうか