清九郎:歯ごたえのある蕎麦と節より奥に昆布を感じるつゆ
人気のお店のようで13時近くでも20分程待つ
新蕎麦だが2分で延びるため冷たいのをご主人はすすめる、ご夫婦がてんてこまい
当方はとろろそば1,050円、荊妻は山菜蕎麦1,000円、エビス・ビール750円にする
蕎麦は歯ごたえがある、香りも感じる
とろろは練りすぎたような状態
薬味は生山葵と葱
そのままたべると、刻み海苔が蕎麦の味わいの邪魔、葱をいれるとつゆがしっかり感じられるかと思うとそうでもない
そのまま、つゆにとろろを入れて
追加のつゆを頂き、蕎麦湯で割ると、節の味と昆布の味を感じた、なかなかうまい
荊妻は温かいのが冷えた体にうまかったとのこと
つゆに不思議な感じもした、値段は普通だがセット高め値段は観光地の特色と思う
洞川温泉 宿 花屋徳兵衛:素晴らしいお部屋と奈良特産を集めた夕食、うまい朝食
500年の歴史がある8室のお宿、温泉街のシンボル建物だ、後ろの増築部は2010年の竣工、京都二寧坂のパーク・ハイアットに似る、ほっこり、M3階の談話室にはMckintosh MC2500とJBL4333が鳴る、1980年代の定番豪華組合せ、夕朝食付き2人51,400円
素晴らしい建物と東の天空のお部屋、内風呂も快適、夕食は田舎のお料理で奈良の名物、スタッフはヴェトナムからの方も多いが気遣いがある
夕食(6時から7時の開始)
2階の8畳間にて1時間と少し楽しむ
徳兵衛会席、露涼し(純米吟醸)をあわせる
口取り:稚鮎の甘露煮、胡麻豆腐、練り物など
冷奴:近くのらしいがいまひとつ:常用にしている京都の平野屋のと比較する
とろろ:イクラがかえって邪魔、出汁で割ってからの方が親切
鱒の造りと蒟蒻:山葵はこの値段なら本わさびを、蒟蒻は普通に感じた味噌が良いのでは
鱒の酢の物:普通、胡瓜は不要と思う
焚物(野菜と鶏 つくりおき):普通
鮎(冷凍か)の塩焼き:いまひとつ
朴葉みそ(和牛50g 固形燃料):ドリップが流れ出る、硬い、うま味がない、焼き味噌が救い
海老と野菜天ぷら(出来合いか):衣が厚いのに抹茶塩、これなら天つゆだと思う
てっぱい:お揚げを炙ってありうまい
鯖の柿の葉鮨1個:普通
奈良の素麺の温麺:面白い
漬物(タクワン細切り、白菜昆布、青菜の市販品):残す
ごはんは固めでうまい
デザートは地元産苺と柚子シャーベット(うまい)
朝食(8時から)
2階の8畳間にて、45分程楽しむ
ごはんは固めでさらにうまい、4杯食べる、まずは
ひろうす煮と人参、青菜のお浸し、豆煮はいずれも味わいがある、味噌汁(豆腐と炙ったお揚げ):うまい、これらをお供に
鮎の干物(固形燃料焼き:味がある)で1杯
湯豆腐(固形燃料)でも1杯
温泉卵(卵黄のみ食べる)と味付け海苔4枚 をあわせ1杯
漬物:伽羅葺、梅干、ちりめんじゃこ、絞った青菜漬物 をあわせお茶漬けで1杯
そしてごろごろ水だろうを使った食後のコーヒーはなかなかうまい
ごろごろ茶屋:ゴロゴロ水のコーヒーは中庸
ゴロゴロ水汲み場(大阪、和歌山のナンバーも多い)の中にあるカフェのコーヒーは300円で、量は少ない
中庸のお味ですっきりしているが、量がいまひとつ
大盛があると良いな
なお、テーブルの上に虫が多い、係の方がガムテープを使い慣れた対応があり安心
きらく九兵衛:エスプーマ系の見た目ワイルドな櫛切り半生玉葱どっさり肉カレーとめはり寿司
12時半頃行くと20分程待ち、山上川の見える席に案内される、シルバーを含む団体も多く、足が楽な座椅子も用意されている
当方はカレーうどん880円、荊妻はきつねうどん650円、紀州名物めはり寿司250円をつける
荊妻は冨美家の出汁を思い出すとのこと
ここのカレーうどんは衝撃だった、エスプーマ系の見た目ワイルドな櫛切り半生玉葱どっさり肉カレーだ
恐らくカレー粉を入れ最後の仕上げに小麦粉を溶いたのをかき混ぜるのだろうが、玉葱の1/4の櫛切りの玉葱は両端の厚いところを含めて「軽く煮てある」だけの余熱方式、輪切りなら分かるが櫛切りでとは初めて
唯一無二の味であり肉とからめ、葱と混じり、さらに七味を加え味わう、うどんも柔らかだが腰がありうまい
驚くお味のカレーうどんだ、うまい、腹一杯になる
めはり寿司は小ぶりだが、塩っぱい高菜とご飯がたっぷり、荊妻と分け合う、お供にくるみとじゃこの佃煮が付き味は濃い。お得
値段は安めだがセットや鮎の塩焼きなど高めは観光地の特色と思う
恐ろしいカレーうどんだ、なお待合に飴と小粒チョコレートが持って行けるようになっており旅の疲れに良かった