都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

身の丈に合わない出世は破滅の元

2025-02-17 02:42:36 | 世情

 フジテレビの辞任した社長を見ると、一時の栄華はあったが身の丈に合わないため、自滅の道を歩んだとしか思えない

 これに似たケースでは昔の「俺は寝てないんだ」だ社長とか、セクハラにより二代続けて辞任エネルギー企業とかいろいろある

 見ていると、打ち上げられ、放物線を描いて落下している様子のようだ、高い地位にいると落ちる大きな危険があると自覚すべきだろう

 傍から見ていると単なる事件だが、その社員は迷惑千万のうえ不名誉となる、しかもその上にはさらに強欲な長期政権に居座る人物がいるとなればたまらないだろう

 気高くあれ とかDignity(品格)があるべき姿だが、世の中は自己の利益追求に向かっている、トランプの周りは金持ちのCEOがすり寄っている、不満ある国民から支持され選挙に勝ったのに裏切りとしか思えない、身の丈に合わない、これからの4年、大統領も国民も国家もどうなるか

 Google Books Ngram Viewer によると「正義論」のJohn Rawlsは2020年に関心のピークを迎えている、これは第一次トランプ大統領の末期にあたり、あまりの大統領の御乱交に「正義」を求めた人が多かったのではないかと思う( https://books.google.com/ngrams/graph?content=John+Rawls&year_start=1800&year_end=2022&corpus=en&smoothing=3 )

 「どんな手段を使っても可能な限り富と権力を手中に、慎み深く責任を持つのは負け犬」という強欲の風潮はおかしい、高みに上がってからは転落するリスクを自覚するべきだ、逆に転落を恐れるためか長期政権の問題も中国・ロシアにある、落ちるかしがみつくかだ

 落ちるものは誰も助けない


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